株式投資をやってみたいけど、ちょっと不安だな…
どの証券口座を選べばいいかわからない…
難しいこと、面倒なことはいやだな…
といった悩みや疑問にお答えします。
少額投資でリスクを抑えつつ、スマホで完結する簡単操作が可能!
今回は、そんな「1株取引」ができる「スマホ証券」を紹介したいと思います。
【この記事の内容】
この記事を書いている私は、30歳の「ごく普通のサラリーマン」ですが、株式投資の経験は2010年から11年ほどになります。
現在は50以上、約1,700万円の株式を保有しています。
とはいえ、最初からこれほど多かったわけではなく、0から初めて少しずつ増えていきました。
そういった意味で、これから始める方とも同じ視点で解説できると思っています。
なぜ1株取引ができるスマホ証券か?
今回は「1株取引ができるスマホ証券」に焦点を絞って紹介していきたいと思います。
その理由は、いくつかありますので、順に説明していきます。
スマホ証券である理由
先に、簡単に説明できそうな「スマホ証券」である理由から。
これは単純で、取引に手間がかからないからです。
私が株式投資を始めた頃は、まだパソコンで取引することが普通で、証券会社に電話をかけることもありました。
これに比べて、スマホで取引できれば「いつでも・どこでも」取引可能です。
また、口座開設もスマホからできてしまうので非常に便利です。
とにかく「気軽・楽」がスマホ証券のメリットですね。
「1株取引ができる」の理由
1株取引ができることがポイントとなる理由は「分散投資」ができることです。
つまり「1株取引ができる」 =「少額で多数の銘柄を購入できる」=「分散投資がしやすい」となり、リスクを抑えるのに効果的というわけです。
また、少額多頻度の取引に耐えうる手数料の低さも魅力です。
ここで、配当利回りの高い銘柄に1株ずつ分散投資をする例を用意してみました。(※2020年12月30日終値時点)
小さいものでは「ペットボトル飲料」や「お菓子」の値段から、大きいもので「飲み会」1回を我慢すれば購入できるものを並べています。
ちょっとした積み重ねで、この例だと「1,188円/年」の配当収入を得られます!
また、これらの銘柄全てが大幅に値下がりする、ましてや倒産するということは考えにくく、ある程度安定した配当収入を期待できるでしょう。
このように、気軽な金額から始められて、不労所得を得られることがメリットになります!
ちなみに、分散投資と似たような効果があるのが「投資信託」ですが、一般的に、年0.1~2.0%程度の信託報酬がかかると言われています。
保有しているだけで毎年「運用に対するコスト」が発生してしまいますので、私はどうせなら自分自身で株式投資をやりたいと考えています。
以上が「1株取引ができるスマホ証券」を勧める理由です。
スマホ証券のおすすめ4選
少し前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
これから紹介するのは、以下4つのスマホ証券です。
- LINE証券
- SBIネオモバイル証券
- 大和証券CONNECT
- ferci(フェルシー)
まずはスマホ証券各社の特徴を見ていきましょう。(※原則1株取引に焦点をあてています)
LINE証券
まず1つ目は「LINE証券」です。
通話アプリのLINEは知らない人はいないと思います。
その「LINE」上で株式取引できるという点が大きな特徴です。
その他、特徴は大きく3つあります。
- 手数料が低い
- 1株投資は銘柄限定される
- 口座開設で株がもらえる
手数料は0.2%〜と、証券業界でも最低水準といって良いでしょう。
ただし、「SBIネオモバイル証券」と異なり、変動手数料制なので取引回数に応じて手数料がかかります。
また、1株投資ができる銘柄は、上場株式のうち約1,000銘柄と限られるので注意が必要です。(※とはいえ、主要銘柄はカバーされています)
そして、最大の魅力はキャンペーンではないでしょうか。
口座登録で、最高3株分の購入代金がもらえる「初株チャンスキャンペーン」や、
対象の銘柄が割引価格(最大7%OFF)で購入できる「タイムセール」等、非常に充実していてお得です!
他の証券口座と併用してでも、持っておきたい口座ですね。
SBIネオモバイル証券
続いて「SBIネオモバイル証券」です。
1株取引ができるスマホ証券の中では最もメジャーな業者ですね。
特徴は大きく4つです。
- Tポイントが使える
- 固定手数料制
- 1株からIPOに参加できる
- 取引可能な対象が多い
「SBIネオモバイル証券」最大の特徴はTポイントを使えることでしょう。
「1ポイント=1円」でポイントを株式の購入代金に充てられます。
また、固定手数料制をとっており、サービス利用料「税込220円/月」で株式約定代金の合計が50万円までは取引し放題となっています。
しかも、サービス利用料を支払えば「期間固定Tポイント」が毎月200ポイント貰えます。
実質20円の負担で、初心者ならほとんど「取引し放題」と考えて良いでしょう。
そして1株取引ができる銘柄は「東証上場銘柄全て」と取引可能な対象が多いので、使い勝手もかなり良いです。
大和証券CONNECT
3つ目は「大和証券CONNECT」です。
大和証券グループ本社が100%出資して設立した会社が運営しています。
特徴は大きく4つあります。
- 手数料はやや高め
- 1株投資可能は335銘柄
- ポイントで投資体験ができる
- ゲームで投資が学べる
1株投資に焦点を当てると、これまでの2社と比べて手数料は割高、投資対象も少なくなっています。
一方で楽しんで投資を学べる要素が詰まっています。
ポンタポイントやセゾンポイントで投資体験ができ、株式と交換することもできてしますサービスがあります。
また、投資して街を発展させる「街づくりゲーム」で投資を学ぶ事もできます。
実際に投資を始めるわけではなくとも、勉強やちょっとした遊び代わりに口座を作ってみるのも面白いかもしれません。
ferci(フェルシー)
最後は「ferci(フェルシー)」です。
ferci(フェルシー)はマネックス証券が運営するスマホ証券です。
特徴は大きく4つあります。
- SNS機能がついている
- 取引可能な対象が多い
- 手数料はやや高め
- マネックス証券に口座開設が必要
最大の特徴はSNS機能がついていることです。
アプリ内で、気になる銘柄の口コミや評判を確認することができます。
投資の話を身近な友人にするのは気が引けるなんて方も多いでしょうから、こういった機能は嬉しいかもしれませんね。
手数料は0.5%ですが、最低手数料が48円(税抜)と、取引額が小さい場合は割高になってしまいます。
ferci(フェルシー)を使うには、マネックス証券への口座開設・連携が必要ですが、
その分、1株取引が可能な銘柄はマネックス証券と同等で「東証上場銘柄全て」となっています。
比較すべきポイントは?
ここまで4つのスマホ証券を紹介してきましたが、その中でも個人的なおすすめをお伝えしたいと思います。
その際に比較すべきはポイントは、ずばり「手数料と取引対象」です!
そこで4つのスマホ証券の「手数料と取引対象」を一覧にしてみました。
まずは手数料から見ていきますが、取引に比例して手数料が発生する中で最も安いのは「ライン証券」です。
月額固定制をとっている「SBIネオモバイル証券」も割安である可能性がありますので、これは自身がどの程度取引を行うかで判断すると良いでしょう。
一方、取引対象で優れているのは、「SBIネオモバイル証券」と「ferci(フェルシー)」です。
ここから総合的に考えると、手数料の安い「ライン証券」、月額固定制の手数料・取引対象の多さなら「SBIネオモバイル証券」が個人的におすすめになります。
とは言え、それぞれのスマホ証券にも目立った特徴があり、メリットもあるので自分の好みあったものを選んでみてください。
場合によっては併用してみるのもありかもしれませんね。
スマホ証券での1株取引は、投資の中ではかなり低コスト・低リスクで始められるので、ぜひお試しあれ!
本格的なネット証券を検討するならばこちらも参考にしてみてください。