資産運用を始めてみたい!
証券口座を解説したい!
でも種類がたくさんありすぎて、どれを選んだら良いのかわからない…。
そんな悩みを抱えている方も多いと思います。
そこで今回は俗に「ネット証券」と呼ばれる中から、メジャーどころの証券会社の特徴を紹介していきます。
ぜひ口座開設の際には参考にしてみてくださいね。
【この記事の目次】
この記事を書いている私は、30歳の「ごく普通のサラリーマン」です。
株式投資の経験は2010年から11年ほどで、証券口座も全部で6つ保有しています。
これまで積み重ねてきた経験も踏まえつつ解説していきたいと思います。
おすすめのネット証券5選
ネット証券とは、インターネットのみで株式の売買注文を行うサービスを提供する証券会社のことです。
古くからある大手の店頭証券と比べ、店舗がない分コストを下げることができ、手数料が安いのが特徴です。
そんなネット証券の中でメジャーかつ、私が安心しておすすめできるのは以下の5つの証券会社です。
それでは1つずつその特徴を見ていきましょう。
SBI証券
1つ目はネット証券で口座開設数NO.1のSBI証券です。
さすが業界最大手なだけあって、取扱商品の幅がとても広く、国内・外国株式の取扱銘柄数もダントツに多いのが特徴です。
取引手数料も最低水準で、国内株式の取引はアクティブプランを使うと、「100万円/日」までの取引であれば手数料が無料です。
またTポイントが貯まる・使えるのも嬉しいですね。
取扱商品が多く、取引手数料が安いことからも、これと言って隙がないSBI証券は、まず口座を持っておきたいネット証券と言えそうです(ちなみに私もメイン口座にしています)。
楽天証券
2つ目はネット証券で口座開設数NO.2の楽天証券です。
楽天証券は取扱商品・銘柄ではSBI証券には劣るものの、代わりに2つの大きなメリットがあります。
それは、
- 有料級の情報記事を読むことが可能
- 楽天ポイントとの強力な連携 です。
まずは「有料級の情報記事」についてですが、「(楽天版)日経テレコン」、「トウシル」等の魅力的な記事を無料で読むことができます。
特に「(楽天版)日経テレコン」では、日本経済新聞を中心とした以下の記事が読めます。
- 日本経済新聞朝刊・夕刊
- 日経産業新聞
- 日経MJ(流通新聞)
- 日経地方経済面
- 日経プラスワン
日本経済新聞は定期購読すると、紙媒体・電子版ともに「4,000円以上/月」はしてしまいます。
それが口座開設するだけで無料になるなら嬉しい限りですね。
もう1つの特徴「楽天ポイントとの強力な連携」についてですが、楽天証券を利用していると以下の様々な場面で楽天ポイントを獲得することができます。
- 取引手数料に対して
- 投資信託の保有残高に対して
- 投資信託の積立額に対して
- ご家族・お友達紹介に対して
- その他各種キャンペーン時
中でも特に、楽天証券の投信積立を楽天カードのクレジット決済した際には、「カード決済額100円」につき「1ポイント」の楽天ポイントが付与されます。
投資の世界で1%はかなり大きなインパクトがあるので、どうせ同じ投信積立をするならば楽天証券ですると良いでしょう。
総合力ではSBI証券に若干劣るものの、部分的にはとても魅力的な特徴を持つのが楽天証券です。
マネックス証券
3つ目はネット証券界で大手のマネックス証券です。
マネックス証券もSBI証券と比べると総合力では若干劣るものの、大きく2つの強みを持っています。
1つは、今回紹介するネット証券で唯一、ワン株(単元未満株)の買付手数料が無料(売却時は0.55%)であることです。
資金が十分ではない投資開始直後でも、分散投資を容易にしてくれるありがたいサービスですね。
そしてもう1つは、外国株式の手数料が最安値水準かつ、米国株・中国株の取扱銘柄数は他社を圧倒している点です。
米国株・中国株を扱い予定があるならば保有しておいて損はない証券口座と言えそうです。
松井証券
4つ目は老舗の松井証券です。
松井証券は取扱商品がこれまでのネット証券よりは少なく、海外市場に上場している銘柄の売買はできません。
一方で、信用取引において強みをもっており、「一日信用取引」や「無期限信用取引」等、業界において先進的なサービスを提供しています。
そのため(信用)取引回数の多いデイトレーダーに人気がある証券会社となっています。
その他、業界初となる投資信託の「毎月現金還元サービス」を行っており、
通常投資信託では運用会社、販売会社、受託会社に「信託報酬」支払われますが、この内「販売会社=松井証券」が受け取る信託報酬の一部を還元しています。
同じ投資信託を購入するのであれば、松井証券で保有するのもありですね。
松井証券はどちらかというとコアな方向けのネット証券と言えるかもしれません。
auカブコム証券
最後は三菱UFJフィナンシャル・グループとKDDIが提携して誕生したauカブコム証券です。
auカブコム証券も取扱商品は主に国内のもので、海外市場に上場している銘柄の売買はできません。
一方で、KDDIと提携していることもあって、 Pontaポイントが利用できるのはメリットになりますね。
そしてauカブコム証券の1番の特徴は、今回紹介するネット証券の中で最も多い「自動売買発注方式」を提供していることです。
ここでの自動売買発注方式とは、一般的には「指値」や「逆指値」等が思い浮かびますが、その条件の種類が多いと捉えてもらえれば良いと思います。
※詳しくはこちら
売買発注の方法が多いので、その時の状況によって使い分けることができれば便利だと言えるでしょう。
どちらかというと、取引上級者に向いている証券口座だと言えそうです。
まとめ
今回は主要ネット証券5社を紹介してきました。
どのネット証券を選んでも特に大きな問題はないですが、 最初に口座を開設するならばやはりSBI証券が良いでしょう。
理由は、総合力(取扱商品が多い、手数料が安い)が高いからで、迷うくらいなら選んでしまって間違いないと言えます。
その上で自分自身にとってメリットのある証券会社があれば、その際に追加で口座開設していけばいいのではないかと思います。
なんと言っても、口座開設はどのネット証券も無料でできますからね。
あとは一度、各社のホームページも見てみると良いでしょう。
以上、ネット証券の紹介でした!