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成功する銘柄選びのポイント!初心者でも理解できる株式投資の基本的な考え方

株式投資に興味があるけれど、どの銘柄を選べばいいのか分からないという方は多いかもしれません。

 

株式市場には多数の銘柄があり、初心者にとってはどれを選んでいいのか迷ってしまうこともよくあるでしょう。

 

 

この記事では、今年で13年となる私の投資経験を元に、株式投資における銘柄選びの基本的な考え方やポイントを解説します。

 

具体的にどのような指標を見て銘柄を選べばいいのか、初心者でも取り組みやすい投資法や注意点についても解説します。

 

この記事を読むことで、株式投資初心者でも銘柄選びの基本的な考え方を理解することができ、株式投資の第一歩を踏み出せるようになると思っています!

 

株式投資とは

株式投資とは、リターンを得ることを目的に企業が発行する株式を購入し、その企業の株主となることです。

 

株価は日々変動しており、一般的には企業の業績が良ければ(購入者が多ければ)上がり、悪ければ(売却者が多ければ)下がります。そしてこのような株価変動において、株式の売買から得られる利益を「キャピタルゲイン」と呼びます。

 

また、株主には配当金が支払われることがあります。これは、企業が利益を出した場合に株主に分配されるものであり、このような利益を「インカムゲイン」と呼びます。

 

株式投資には、キャピタルゲインとインカムゲインの双方が含まれるため、投資家は、企業の業績や配当金などを考慮しながら、どちらの利益を狙って投資するかを判断していく必要があります。

 

それでは銘柄選びについて話を進めていきましょう。

 

銘柄選びの基本

株式投資で成功するためには、適切な銘柄選びが欠かせません。そこでまずは、銘柄選びの基本的な考え方やポイントから紹介します。

 

投資の目的を明確にする

銘柄選びをする際には、自分の投資の目的を明確にすることが重要です。長期投資をしたいのか、短期で儲けたいのか、安定的な配当収入を得たいのかなど、自分の目的に応じて銘柄選びのポイントが異なります。

 

業績の確認

銘柄選びにおいて、企業の業績は非常に重要な要素です。企業の財務情報を確認し、過去の業績や今後の見通しを分析しましょう。収益性、安定性、成長性などを確認することが大切です。

 

【後日リンク記事公開予定】株式投資に役立つ財務情報の確認ポイント(タイトル仮)

 

指標の確認

銘柄選びにおいては、代表的な指標である「PBR」や「PER」などを確認することも重要です。

 

「PBR」は、株価を純資産総額で割った値で、企業の実態価値を把握するための指標です。「PER」は、株価を一株当たりの利益で割った値で、企業の収益性を把握するための指標です。

 

他にも「1株あたり利益(EPS)」や「自己資本比率(ROE)」など、様々な指標があります。それぞれの指標が示す意味や銘柄選びへの活用方法は以下の記事を参考にしてください。

 

【後日リンク記事公開予定】株式投資に役立つ投資指標の意味や活用方法を解説(タイトル仮)

 

リスクの確認

銘柄選びにおいては、リスクを十分に理解しておくことが重要です。投資した銘柄が値下がりしてしまった場合のリスク、企業が経営危機に陥った場合のリスクなどを把握し、リスクに応じたポートフォリオを構築することが重要です。

 

業界の動向の確認

銘柄選びにおいて、その銘柄が属する業界の動向も重要な要素です。業界全体が景気に左右される場合もあるため、景気動向などのマクロ経済指標にも注目する必要があります。

 

例えば最近では、原油、為替、半導体の需給の変動などで様々な業界に影響が出ていますね。

 

簡単ですが、以上が銘柄選びの基本的な考え方やポイントです。次に、銘柄選びのテクニックについて説明します。

 

銘柄選びのテクニック

株式投資において銘柄選びは非常に重要です。ここで紹介するテクニックを銘柄選びに活用しましょう。

 

ファンダメンタル分析

ファンダメンタル分析は、企業の業績や財務状況を分析して、株価を評価する方法です。

 

主な分析対象となるのは、企業の財務諸表や業績報告書などで、これらから企業の健全性や収益性を分析することができます。

 

代表的な指標には、営業利益率、ROE、ROA、自己資本比率、有利子負債比率などがあり、企業の成長性や安定性を評価し、銘柄選びに役立てることができます。

 

【後日リンク記事公開予定】銘柄選定のためにファンダメンタル分析をやってみよう(タイトル仮)

 

テクニカル分析

テクニカル分析は、株価や為替などの金融市場における価格データを分析し、将来の相場の動きを予想するための手法です。

 

具体的には、チャート分析、移動平均線、RSI(相対力指数)、MACD(移動平均収束拡散指数)などのテクニカル指標を使用します。

 

テクニカル分析は、短期的な売買に向いていますが、どちらかというと投資ではなく投機に近くなってしまうため、初心者はあまり手を出さないほうが良いかもしれません。

 

これらの分析を活用していくと、より良い銘柄選びにつながると思います。しかし一方で、銘柄選びにはリスクが伴います。リスク管理をしっかり行い、投資判断を行うことが大切です。

 

銘柄選びにおけるリスク管理

株式投資には多くのリスクがありますが、適切なリスク管理を行うことでリスクをコントロールできるようになりましょう。

 

株式投資において避けて通れないリスク

まずは株式投資において避けて通れないリスクについて知っておきましょう。

 

①市場リスク
株式市場全体に起因するリスクで、例えば「バブル崩壊」「リーマンショック」「コロナショック」などが当てはまります。

 

②業界リスク
特定の業界に起因するリスクで、例えば「ITバブルの崩壊」時には、IT業界の株価が軒並み下落するようなことがありました。

 

③企業リスク
特定の企業に起因するリスクで、例えば企業の業績が悪化することにより、保有している企業の株式の評価額が下がるリスクがあります。

 

リスク管理のための基本的なテクニック

銘柄選びにおいてリスクをコントロールするためには、以下のような基本的なテクニックがあります。

 

①分散投資
複数の銘柄に分散して投資することで、投資全体のリスクをコントロールすることができます。業種や企業規模、株価指標などを考慮しながら、複数の銘柄に投資することが重要です。

 

②損切り
株価が下落した場合には、損失を限定するために損切りを行うことが重要です。あらかじめ決めた損切ラインを設け、そのラインを下回った場合には、その株式を売却することが必要です。

 

③キャッシュポジションの確保
いつでも売却可能な現金を確保することで、急激な株価変動に対応することができます。また、キャッシュポジションを確保することで、好機に備えて新しい銘柄に投資することができます。

 

税金や手数料について

株式投資においては、税金や手数料の取り扱いについても把握しておくことが重要です。以下では、株式投資における税金や手数料について説明します。

 

株式投資における税金

株式投資で得た利益には、所得税や住民税がかかります。源泉徴収をするように設定している場合は、20.315%(所得税15.315%、住民税5%)の税率がかかります。

 

源泉徴収を実施しない場合は、自身で確定申告をすることが必要になりますので、初心者は証券口座の開設時に「源泉徴収あり」を選択すると良いでしょう。

 

また、株式投資で損失を出した場合や、年間で得た利益額によっては確定申告を行うことで税金を節約することもできます。

 

株式投資にかかる手数料

株式投資には、証券会社に支払う手数料がかかります。主な手数料は、株式の売買手数料です。

 

これらの手数料は、証券会社によって異なるため、比較検討することが大切です。また、株式投資においては、購入する株式の数によって手数料が変わる場合がありますので、注意が必要です。

 

税金や手数料は、株式投資の収益にも影響するため、これらの仕組みについてしっかりと理解し、投資計画に取り入れていくことが大切です。

 

銘柄選びの成功事例や失敗事例

株式投資において、銘柄選びの成功事例や失敗事例は非常に重要なポイントです。他人の成功体験や失敗体験を学ぶことで、自分自身がより賢い投資を行うことができます。

 

そこで今回は、13年以上日本株に投資をしている私の経験から、成功事例と失敗事例をご紹介したいと思います。

 

私の成功事例

成功事例としては、配当を増やし続ける優良企業に投資をしてきたことが挙げられます。

 

代表的な銘柄としては、以下の銘柄が該当します。

  • 伊藤忠商事
  • 三菱商事
  • KDDI
  • NTT
  • 三菱HCキャピタル
  • 三井住友フィナンシャルグループ

購入時と現在の株価と配当(1株あたり)は以下のようになっています。(2023年2月23日時点)

 
購入時 現在
株価 配当 株価 配当
伊藤忠商事 1,143 46 4,065 140
三菱商事 1,870 65 4,719 180
KDDI 2,607 110 3,990 135
NTT 2,811 100 3,950 120
三菱HCキャピタル 495 25.75 695 31
三井住友FG 3,200 150 5,941 230

 

これらの企業は、長期的に見て安定した配当を支払い続けていることが特徴であり、増配の実績もあります。また、その背景にはしっかりとしたビジネスモデルや強固な業績があるため、安心して投資することができます。

 

私の失敗事例

一方で失敗事例としては、株主優待に目がくらんで投資をしてしまったことや、配当利回りのみに注目して株式を購入してしまったケースがあります。

 

企業のビジネスモデルや業績を深く分析せずに、投資をしてしまった結果、評価損を抱えてしまっています。

 

代表的な銘柄としては、以下の銘柄が該当します。

  • ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
  • 日産自動車
  • レオパレス21

購入時と現在の株価と配当(1株あたり)は以下のようになっています。(2023年2月23日時点)

 
購入時 現在
株価 配当 株価 配当
ヴィレッジV 1,344 14 1,050 0
日産自動車 1,114 50.5 520 5
レオパレス21 603 22 321 0

 

ヴィレッジヴァンガードコーポレーションは株主優待目的で購入しましたが、その後株主優待が改悪され、株価が大きく下落したまま含み損を抱え続けています。

 

日産自動車とレオパレス21については、購入時は配当利回りが高かったのでそれだけを理由に株式を購入してしまいました。その後、両社とも不祥事が発覚して株価が暴落したまま今に至ります。

 

私の失敗経験から、やはり銘柄選びにおいては、株価や配当利回りだけでなく、企業の将来性や競合環境、業界のトレンドなどを分析し、より深く投資先を考えることが必要であることがわかっていただけたかと思います。

 

株式投資において成功体験や失敗体験を学ぶことは非常に重要です。自分自身で経験を積み上げていくのがベストではありますが、学べることは他人の事例から学ぶのがよいでしょう。

 

おすすめの証券会社

株式投資を行うにあたり、証券会社の選択は非常に重要です。証券会社によっては手数料や取引ツールの使いやすさ、サポート体制などが異なりますので、自分に合った証券会社を選ぶことが必要です。ここでは、初心者にもおすすめの証券会社を2つ紹介します。

 

SBI証券

SBI証券は、手数料が安いことが特徴で、1株からでも株式投資ができる「単元未満株」にも対応しています。また、取引ツールが使いやすく、投資初心者でも安心して取引を行うことができます。また、初心者向けにマーケット情報なども提供しています。

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楽天証券

楽天証券も手数料が安く、口座開設や取引ツールの利用が簡単なのが特徴です。楽天グループの一員であることから、ポイント還元制度も充実しており、投資することで楽天ポイントが貯まるため、お得感もあります。

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証券会社の選択は、自分に合ったものを選ぶことが重要です。手数料や取引ツール、サポート体制などを比較検討し、自分にとって使いやすい証券会社を選びましょう。

 

また、口座開設の際には、身分証明書や銀行口座の確認などの手続きが必要となるので、あらかじめ準備しておくとスムーズに進められます。

 

まとめ

株式投資を成功させるためには、以下のことが必要です。

 

①長期的な視野で銘柄を選ぶこと
銘柄選びは、長期的な視野で行うことが大切です。企業の成長性や安定性、業績などを考慮し、将来的な利益を見据えた投資を行いましょう。

 

②リスク管理をしっかり行うこと
株式投資にはリスクがつきものです。そのため、投資にあたってはリスク管理が大切です。リスクに備えて投資方針を策定し、リスク分散を図ることで、投資の安全性を高めることができます。

 

③市場や経済情勢を把握すること
投資家は、市場や経済情勢を把握することが大切です。投資の先行きや銘柄選びに役立つ情報を収集し、投資の意思決定に活かしましょう。

 

④自分自身のスタイルを確立すること
投資には、投資家自身のスタイルが重要です。自分に合った投資スタイルを確立し、それに合わせた投資を行うことで、ちょっとしたことで心が惑わされないようになります。

 

以上の点に注意して、株式投資に取り組んでみましょう。初めての投資は不安がつきものですが、株式投資の基本を押さえて、リスク管理をしっかり行えば、安心して投資を始めることができます。

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