この記事では、Googleスライドを使っていて、オブジェクト(図形や画像等)を少しだけ動かしたい時にどうすれば良いのかを解説していきます。
上の写真のような状態で、円を少しだけ下に動かしたいと思った時に、円を選択して「下矢印キー」を押すと行き過ぎる、といった悩みや、
はたまた、マウスでドラッグして動かそうにも、なかなか難しい。
officeソフトのパワーポイントだったら、「ctrl + 矢印キー」で微調整できるのに、Googleスライドだとできない。
といった悩みを抱えている方に応える記事となっています。
ぜひこの機会に「オブジェクトを微調整する(少しだけ動かす)方法」を習得してください。
【この記事の目次】
私はごく普通のサラリーマンですが、仕事では「パワーポイント」と「Googleスライド」を併用し、
プライベートではブログ記事を作成するにあたって「Googleスライド」を活用しています。
誰でも真似できるをモットーに解説していきたいと思います。
オブジェクトを微調整する方法
それでは「オブジェクトを微調整する(少しだけ動かす)方法」をお伝えします。
操作は「Shift + 矢印キー」です。
単純に矢印キーだけを入力する場合と比べて、大体5分の1〜10分の1の細かさでオブジェクトを動かすことができます。
実際にやってみた結果を比較するとこんな感じです。
これを知っているだけでだいぶ細かい作業ができるようになります。
更に細かい調整をするには?
今度は「Shift + 矢印キー」でオブジェクトを動かすよりも、もっと細かく動かしたい時の方法をお伝えします。
その方法とは、スライド画面を拡大してから作業をすることです。
メニューバーから「虫眼鏡」のようなマークをクリックし、拡大倍率を選択します。
一旦は200%を選んでおけば良いでしょう。
そして、スライド画面を拡大した状態で、「Shift + 矢印キー」を入力してオブジェクトを動かしていきます。
すると、拡大前よりもさらに細かく動かすことができます。
ちょっとした裏技
これまでに紹介した方法で、大半の調整はできると思いますが、加えてちょっとした裏技を紹介したいと思います。
再び冒頭で使用した図形です。
このように「四角い図形」の中の「円の図形」がずれています。
こんな時に上手く収める方法が他にもあるのです。
まずは「四角い図形」と「円の図形」を両方選択し(Ctrl + クリック)、メニューバーから「配置」をクリックします。
するとメニューが表示されるので、今度も「配置」を選択。
上下左右、中央と選択肢が出るので、ここでは中央(縦)をクリックしてみます。
すると、以下の画像の1番左のようになりました。
他にも、左端寄せや右端寄せ等、揃え方は複数ありますので、状況に応じて使い分けてみてください。
この方法は、あくまでも複数のオブジェクトを揃える際にしか使えませんが、知っておくと便利な技と言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Googleスライドを使うなら知っておいて損はない操作だと思います。
見やすい資料を作るには、違和感を生まないためにも、なるべく小さなズレも無い方が良いでしょう。
細かいところへの目配りが良い資料を作ることに繋がることもありますので、ぜひこの方法を使ってみてください。
今回紹介した内容と同様、私が普段から使っていて、かつ便利だと思う「PCスキル・操作」について他にも記事にしています。
よろしければ、以下のリンクよりご覧ください。