Googleスプレッドシートとは、Googleが提供する「表計算アプリケーション」ですが、無料で使用できる上、使いこなせば非常に便利なツールです。
今回は、
- 初めてGoogleスプレッドシートを使う
- これから関数にチャレンジしたい
- エクセルとなんか勝手が違う
といった方を対象とした解説記事を書いていきたいと思います。
ぜひ参考にしていただいて、今日からちょっとだけ成長したスプレッドシートユーザーになってくださいね。
【この記事の目次】
私はごく普通のサラリーマンですが、仕事では「エクセル」と「Googleスプレッドシート」を併用し、
プライベートではブログ記事を作成するにあたって「Googleスプレッドシート」を活用しています。
誰でも真似できるをモットーに解説していきたいと思います。
関数とは
まずは基本から。
関数とは、定型の計算を行うための数式です。
例えば、複数のセルの合計値を算出したり、条件に合うデータを取り出すことができたりします。
関数は四則演算(+・ー・✕・÷)よりも複雑な、手間のかかる処理(計算)を簡単に行うために利用する機能です。
スプレッドシートで関数を入力する
では、その関数を実際にスプレッドシートに入力してみたいと思います。
最も基本的な方法としては、以下の順番で関数を使うことができます。
- セルを選択する
- 「=(半角のイコール)」を入力する
- 任意の関数をローマ字で入力
- 関数に必要な条件を指定する
以下の例では、「SUM関数(合計値を求める)」を使用しています。
「E7」セルにSUM関数を入力し、「E3」から「E6」セルまでの数値を合計しています。
まずは一度このような方法で関数を使ってみるといいでしょう。
入力する関数(スペル)がわからない時
次に少しずつ難しくしていきます。
先ほどは「SUM関数」を使用しましたので、比較的に用途やスペルも覚えやすいものだったと思います。
しかし、すべての関数のスペルを覚えておくのは至難の業です。
そこで入力する関数(スペル)がわからない時に取るべき手段を解説していきます。
今度は「AVERAGE(平均を求める)」関数を使ってみます。
操作は以下の順で進めましょう。
- セルを選択する
- メニューバーから「挿入」をクリック
- 「関数」をクリック
- 該当の関数の項目を選択(※ここではすべて)
- 該当の関数をクリック(※ここではAVERAGE)
すると、以下の左図のように「AVERAGE」関数が入りますので、「( )」の間に、平均値を求める範囲を入れていきます(※ここでは「E3」から「E6」セルまでを入れました)。
これで「AVERAGE」関数が完成、平均値が算出されます。
もし、関数を入れた後、「( )」の間に何を入れれば良いのかわからない場合は、関数の左側に表示されている「?」をクリックしてみましょう。
すると、関数に関する解説が表示されました。
この解説を参考に「( )」に条件を入れてみてください。
どんな関数を使うのかわからない時
もう1つ、自分が算出したいデータに対して、そもそもどんな関数を使えばよいのかわからない時の対処法を見ていきます。
そのような時は、以下の順で操作を進めましょう。
- メニューバーから「挿入」をクリック
- 「関数」をクリック
- 「詳細」をクリック
すると以下の画面に遷移しますので、赤枠部分にキーワードを入力し検索してみましょう。
例えば「AVERAGE」関数を探しているのであれば「平均」と入れてみる感じですね。
この方法を知っておけば、一発で解決までたどり着けなくとも、少しずつ正解に近づいていくことができるようになるでしょう。
よく使う代表的な関数
最後に私がよく使用している代表的な関数を紹介していきたいと思います。
とても基本的なものですが、こんな関数をいつも使っています。
これらの関数と、四則演算(+・ー・✕・÷)を組み合わせるだけでも、結構多くの作業ができますので、まずはこの辺りから習得してはいかがでしょうか。
実際に関数の使い方を見てみたい方は以下の記事を参照ください。
まとめ
今回はGoogleスプレッドシートで関数を使う方法ということで、かなり基本的な内容を解説しました。
これくらいの内容であれば、少しでも「表計算」を使用する可能性がある人は知っておいて損はありません。
ぜひともこの記事を参考にしながら、Googleスプレッドシートを習得してもらえたら嬉しく思います。
スプレッドシートに関する内容の他にも、私が普段から使っていて、かつ便利だと思う「PCスキル・操作」について他にも記事にしています。
よろしければ、以下のリンクよりご覧ください。