サラリーマンが不動産投資を始めてみる!
最近流行りつつあるようですが、意外とありのままの情報はネット上で見つからないのではないかと思います。
実際に私も何度も検索してみましたが、偏った主張の記事や業者が作った記事ばかりで、中々生の声にはたどり着けませんでした。
そこで、私が不動産投資を始めるまでの実体験や、実際に購入した物件の概要を公開したいと思います。
これまでの私と同じような悩みを抱えている方のお役に立てば幸いです。
【この記事の内容】
この記事を書いている私は、29歳の「ごく普通のサラリーマン」で、年収は500万円ちょっと。
決して稼ぎが多いわけではありませんが、いわゆるどこにでもいる一般人として、多くの人に参考にしてもらえる(再現性がある)のではないかと思っています。
元から株式投資を中心に資産運用には取り組んでいましたが、今回不動産投資を始めたので、その経験を紹介していきます。
不動産投資を始めた理由
まずは私が不動産投資に興味を持ち、実際に始めるまでに至った理由をお伝えします。
意識したのは、大きく以下の3点です。
- 分散投資の一環
- 自己資金をあまり必要としない
- 保険の代わり
それぞれ簡単に説明していきますね。
分散投資の一環
1つ目の理由は資産の分散の観点です。
私はこれまで、株式投資(資産の大半がこれ)、FX、仮想通貨と資産運用に取り組んできました。
これだけでも不満があるわけではないのですが、将来的に労働所得から不労所得へウエイトを上げていこうと考えたときに、ややリスクが高いと感じました。
そこで、分散投資によるリスク軽減を考えたというわけです。
また、不動産投資の収入は「家賃」がメインとなりますが、株価等と比べると変動幅が少ないこともリスク軽減には向いています。
私は「資産運用は不動産投資が良い」とはまったく思っていません。
ただし、分散投資の観点から「不動産投資もやった方が良い」と考えたことが1つ目の理由です。
自己資金をあまり必要としない
2つ目の理由は自分の資金をほとんど必要としないことです。
私は不動産投資をフルローンで始めましたので、初期費用としては100万円もかかっていません。
また、今後ローンを返していくことにはなりますが、このローン返済は収入として入ってくる家賃で支払うことになるので、自分の財布を痛めることはありません。
そして「ローン返済が終わった後の家賃収入」や、「途中で売却した場合の売却額とローン残債の差額」が不動産投資における収益となります。
不動産投資における収支の仕組みは以下の記事をご参照ください。
もちろん、空室リスクや設備修繕が必要になる等のリスクはありますが、自己資金を必要とする株式投資との両立を考えたときに、効率が良いと思えました。
保険の代わり
3つ目の理由は、不動産投資が保険の代わりになるということです。
ローンを組む際には「団体信用生命保険」 という保険が付いてきます。
簡単に言えば、生命保険の死亡保障(=自身が亡くなった際はローンが0になる)が付いてくると思えば良いでしょう。
また、私の場合は「がん団信」というものも付いていて、がんになった場合はローンの半分が免除される仕組みになっています。
この保険効果の詳細は以下の記事をご参照ください。
私は現在、保険には加入しておらず、何かしら考えなければならないとはおもっていたので、ちょうど良かったです。
少なくとも独身のうちは、この団体信用生命保険で十分ではないかと個人的には考えています。
これら3つの理由と、最悪の場合でもローンの支払いくらいはなんとかなる、と思えたので最終的に決断できました。
不動産投資を始めるまでの経緯
次に経験の部分ということで、不動産投資を始めるまでの経緯をご紹介しておきます。
ざっくりと言うと以下の経緯で物件の購入に至りました。
ここからはそれぞれのフェーズについて解説を加えていきます。
興味喚起フェーズ
正直、最初は不動産投資なんて全く興味がありませんでした。
ある時、知人に不動産投資の話を聞いて少し興味を持ったので、中古区分マンションの業者を紹介してもらいました。
そして営業マンから話を聞いて、不動産投資について少しずつ理解できてきた感じです。
この時の業者は、知名度の高くない小さな会社でした。
悪い会社ではないものの物件の魅力に欠けたので、結局ここで購入することはありませんでした。
情報収集フェーズ
最初の業者から物件を買うことはなかったものの、不動産投資のメリットは理解できたので、そこから情報収集を始めました。
具体的には、複数の不動産投資セミナーに参加して、様々な話を聞いていきました。
この時に参加したセミナーは全部で6つ。
そのほとんどは中古区分マンションの販売業者です。
その内容は別の記事にまとめていますので、興味があればご覧になってください。
この時に、新築マンションやその他の形態の不動産についても考えましたが、結局自身の投資方針には中古区分マンションが合っていると思い、最終的に「J.P.RETURNS」という会社に絞りました。
理由は、話を聞いてきた中で、都心の最も立地の良い物件を持っていたことと、営業マンの知識が深く、疑問点にきちんと答えを出してくれたからです。
決断フェーズ
そこから物件の提案を複数もらって、徐々に絞り込んでいきました。
決断していく中で意識したことは、最初は月々の収支に目が行きがちだったものの、最終的にはとにかく「立地」を重視しました。
家賃の下落をなるべく抑えることと、売却を視野に入れることを考えた時に、いま時点の収支よりも重要ではないかと考えたからです。
最後は1つの物件に落ち着いて、購入の決断をしました。
物件の概要は後ほどご紹介しようと思います。
購入手続きフェーズ
購入の手続きは、主に書類の記入(結構たくさんありました…)とローン審査への対応が主でした。
基本的には営業マンがかなり手助けしてくれるので、「説明を受けて書類を記入する」だけです。
ローン審査も電話面談が3回ほどあっただけで、忙しい方でも問題なくこなせる内容だと思います。
あとは初期費用を70〜80万円ほど支払って、正式に物件のオーナーになることが出来ます。
結局、最初に知人から話を聞いてから、正式に物件の購入が完了するまでに約半年かかってしまいました。
悩んでいる時間が無ければ、2〜3ヶ月で不動産投資を始めることはできるとは思いますが、実際に経験してみて、自分で判断するためには焦りすぎないことも重要だと思います。
購入物件の概要
ちょっと恥ずかしい気持ちもありますが、せっかくご覧いただいている方にとって少しでも参考になればと思い、私が購入した物件の概要を紹介しておきます。
私が購入した物件の条件はこんな感じです。
- 物件価格 :2,460万円
- 頭金 :10万円
- ローン金利:1.64%
- 立地 :JR五反田駅4分
- 間取り :1K、約21㎡
- 築年数 :築17年
- 家賃 :92,000円
- 月々の収支:約▲1,700円
この物件について皆さんがどう思われるかは正直わかりません。
ただ、個人的には山手線の内側で駅近の物件なら安定した運用ができると思い、この条件で納得できています。
不動産投資の重要な要素として「続けること」があるので、自分自身が納得できることも重要ですね。
運用結果が出るのはこれからになりますが、機会があればブログで情報を公開していきたいと思います。
まとめ
今回は私が不動産投資を始めるまでに「経験したこと・考えたこと」を紹介しました。
不動産投資に興味を持っている、これから始めることを検討している方の参考になれば嬉しく思います。
実際に始めるまでを経験してみて感じたことは、とにかく自分で情報を集めて、自分で判断することが重要だということです。
なので、実際に不動産投資会社が運営するセミナー等にご自身で足を運んで、話を聞いてみて欲しいと思います。
しかし、不動産投資に関する情報は多数出回っており、それぞれの主張が異なることも多々あります。
時には、怪しい情報を持った人が近づいてくることもあり、正しいものか判断するのは難しい側面もあります。
そこで私が1つおすすめできる業者は「J.P.RETURNS」です。
理由は自分が選んだ業者だからとしか言えません…。
しかし、業界内でも大手に位置する会社で、詐欺まがいのことはありません。
これまで私が話を聞いてきた中で、最も立地の良い物件を提案してくれましたし、知識も一番あると感じました。
決して「J.P.RETURNS」を選ぶ必要は無いのですが、一度話を聞くくらいはしても良いのかなとは思います。
押し売りのようなことはなく、当然無料ですので、よろしければ検討してみてください。