最近「ネオモバ」や「LIME証券」等、
- スマホで簡単に買える
- 1株から取引可能
- 安い手数料
といった特徴を持つ証券口座が人気となってきています。
今回はその中でも、「1株から取引可能」という点に着目して、1株保有するだけで株主優待が受けられてしまうとてもお得な銘柄を紹介していきたいと思います。
【この記事の目次】
それでは早速内容に入っていきましょう
1株保有で株主優待がもらえる銘柄
元々興味のあった「1株保有するだけで株主優待がもらえる銘柄」を今回探してみました。
私が見つけられたのは、全18銘柄(※2020年8月23日時点)です。
本来は全て紹介したいところですが、長くなりそうなので、私なりに厳選した銘柄に絞って紹介していきます。
銘柄は以下の2つの観点で絞っています。
- 高配当利回り銘柄(投資対象として魅力的)
- もらえる株主優待が魅力的
あくまでも私の主観であることはご了承ください。
それでは銘柄を見ていきましょう。
高配当利回り銘柄
まずは「高配当利回り銘柄」からです。
個人的には長期保有を前提としているので、「高配当利回り銘柄=魅力的」と考える節があります。
今回は利回り3.0%以上の銘柄を選定しました。
(※2020年8月21日終値時点)
では、ここから本題の株主優待を1銘柄ずつ紹介していきます。
NEW ART HOLDINGS
1つ目は、宝飾関連の小売事業を中心とする会社「NEW ART HOLDINGS」です。
株主優待は以下4点です。
- ジュエリー商品の割引(15%・20%)カード (※銀座ダイヤモンドシライシ」「エクセルコ ダイヤモンド」の国内全店舗で使用可)
- エステティックサロン「ラ・パルレ」契約時特典
- 自社オリジナル・ゴルフ用品購入時割引(20%)カード
- 軽井沢ニューアートミュージアム無料観覧券
自社商品の割引が中心であり、使用シーンは限られるものの、使う方にとっては良い優待でしょう。
また、配当利回りが4.9%と高く、コロナウイルス下でも大きな業績の悪化が予想されていないため、単純に投資先として検討してみる価値があるかもしれません。
東光高岳
2つ目は、電力機器(充電・計量 )等を扱う会社「東光高岳」です。
株主優待は、「福島県産品「特撰カタログ」商品の割引(1,000円)」です。
配当利回りは5.0%と、今回紹介する銘柄で最も高くなっています。
自己資本比率は47.3%と安定性はあるものの、配当性向が高止まりしていることが少し懸念されます。
SBIホールディングス
3つ目は、おなじみのネット証券会社を中心とする「SBIホールディングス」です。
株主優待は、「SBIアラプロモ株式会社が販売する健康補助食品や化粧品などの50%割引優待券」です。
100株以上保有すると、仮想通貨XRP(リップル)をもらうこともできるので、単元株を購入するのも面白いかもしれません。
配当利回りも4.2%と高い水準で、かつ証券業界で今最も勢いのある企業と言っても過言ではない会社です。
三菱マテリアル
4つ目は、非鉄金属を扱う会社「三菱マテリアル」です。
株主優待は、「マイ・ゴールドパートナー」での貴金属の取引時に
- 金またはプラチナ購入・売却時1g当たり5円優待
- 銀購入・売却時1kg当たり100円優待
- 金地金購入・売却時1g当たり5円優待
- 金貨購入時1オンス当たり160円優待
が受けられる他、「自社グループ会社運営観光坑道の無料利用」特典もあります。
配当利回りは3.6%ですが、コロナウイルスの影響で業績が悪化する懸念があるので、その点は注意が必要な銘柄です。
リコー
5つ目は、 事務機の大手である「リコー」です。
株主優待は、「カメラや時計製品等を特別価格で購入できる」特典です。
配当利回りは3.4%で、かつ規模の大きな会社ではありますが、コロナウイルス下で在宅ワークが進む中で業績を維持できるかは注意が必要です。
オリックス
6つ目は、リース業を中心に金融総合サービスを提供する「オリックス」です。
株主優待は、「株主カード」です。
このカードを提示することで、オリックスグループが提供する各種サービスに割引価格が適用される特典です。
100株以上保有すると、個人投資家に人気の高いカタログギフトの優待も獲得できます。
配当利回りも4.8%と高く、1株に限らず投資先として魅力的な銘柄です。
三菱商事
7つ目は、総合商社の「三菱商事」です。
三菱商事には、表向きには公表していない隠れた株主優待が2つ存在します。
- 美術館等の招待券
- カレンダー
配当利回りは5.3%と高く、また累進配当(減配しない)を公表しており、安定的な配当収入を見込みます。
クラレ
8つ目は化学製品メーカーの「クラレ」です。
株主優待は「オリジナルカレンダー」です。
1株1,000円台前半で購入可能で、カレンダーがもらえると考えるとお得な銘柄です。
配当利回りも3.7%と悪くないので、カレンダーが欲しい方にはおすすめです。
株主優待が魅力的な銘柄
次に紹介するのは、とにかく株主優待が魅力的だと感じた銘柄です。
私の主観ではありますが、3銘柄選定しました。
では、また1銘柄ずつ見ていきましょう。
テルモ
1つ目は、医療機器大手の「テルモ」です。
株主優待は以下3点です。
- 自社製品の優待価格販売
- 自社オリジナルカレンダー
- 抽選で自社施設見学会
特にカレンダーは汎用性も高く、「1株=4,223円」の保有だけでもらえるのは非常に魅力的だと思い選定しました。
自己資本比率は60.8%と高く、業績も安定しています。
また、医療機器は今後も衰退することは考えづらいので、少数の株式を保有しておくのはいいかもしれませんね。
上新電機
2つ目は、関西地盤で家電量販店を運営する「上新電機」です。
株主優待は、「5,000円相当の買物優待券(200円×25枚)」です。
この優待券は「ジョーシン」で「2,000円の買い物ごとに1枚利用可能」となっています。
業績も安定していますので、「ジョーシン」を利用する機会のある方は1株保有してみるといいでしょう。
富士電機
3つ目は、重電機器の大手「富士電機」です。
株主優待は、「自社オリジナルカレンダー」です。
先ほど同様ですが、汎用性の高いカレンダーが「1株=3,165円」の保有で手に入るのは魅力的です。
業績も大きく崩れることはなさそうなので、カレンダーが欲しい方は1株保有しておくといいでしょう。
まとめ
「1株で株主優待がもらえる銘柄」紹介はいかがでしたでしょうか。
私は調べていて魅力的だと思う銘柄も少なくなかったので、購入を検討したいと思いました。
仮に今回紹介した銘柄を全て1株ずつ購入すると、21,875円になります。
たったそれだけで11種類もの株主優待が受けられてしまうのは「嬉しい&楽しい 」ものです。
もちろんご自身にとって「必要なもの」と「そうでないもの」はあると思いますので、気になったものだけ購入を検討いただければ幸いです。
ぜひこの機会に「1株保有で株主優待取得」をお試しください!
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