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【魅力的な株主優待が豊富】家電量販店7銘柄を比較してみた!

「株主優待」

株式を保有する個人投資家にとっては、魅力の1つであったりしますね。

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そんな株主優待を、私達の生活に身近な存在でもある「家電量販店」各社が取り入れています。

 

生活に欠かすことができないからこそ、使用する機会も多いでしょう。

 

また、「家電量販店」の株主優待は、数多くの株主優待の中でも使いやすいものになっています。

 

今回は、そんな「家電量販店」の7銘柄を紹介していきますので、気に入った銘柄があれば購入を検討してみてください。

 

【この記事の内容】

 

この記事を書いている私は、29歳の「ごく普通のサラリーマン」です。

 

株式投資の経験は2010年から10年ほどで、現在は50銘柄以上、約1,500万円の株式を保有しています。

 

また、家電量販店銘柄では「ヤマダ電機」と「ビックカメラ」を保有しています。

 

そんな私の記事ではありますが、よろしければご覧ください。

 

家電量販店7銘柄を比較

今回紹介していくのは家電量販店を運営する企業の銘柄です。

 

具体的には以下の7銘柄を比較していきます。

  • ヤマダホールディングス
  • ケーズホールディングス
  • ビックカメラ
  • ノジマ
  • エディオン
  • 上新電機
  • コジマ

 

今回は比較の軸を株主優待に絞るため、「優待券の内容」と「利回り」を一覧にしてみました。

 

優待券の内容について

まずは優待券の内容ですが、「優待券の種類」と「権利確定月」をまとめました。

  優待券の種類 権利確定月
ヤマダHD 割引券 3月・9月
ケーズHD 商品券 3月・9月
ビックカメラ 商品券 2月・8月
ノジマ 割引券 3月・9月
エディオン 商品券 3月
上新電機 割引券 3月・9月
コジマ 商品券 8月

この中でポイントは「優待券の内容」で、優待券の使用条件に応じて「割引券」と「商品券」の2つに分類しています。

 

「割引券」はその名の通り割引が受けられるのですが、「お会計が◯◯円以上の時に◯◯円分の割引が受けられる」といった仕組みです。

 

要は、お会計の一部しか優待券で支払えないということですね。

 

反対に「商品券」は使用条件がなく、お会計金額による制限を受けずに支払いに使うことができます。

 

お釣りこそ出ないものの、お会計の全額を優待券で支払うことも可能です。

 

 

つまり、使い勝手においては「商品券」の銘柄が勝るということです。

 

優待&配当利回り

次に優待の魅力を測る上で利回りをまとめてみました。

 

また、投資対象としては配当も気になるところなので、あわせて一覧にしています。

  優待利回り 配当利回り 合計利回り
ヤマダHD※ 10.2% 2.2% 12.4%
ケーズHD 1.4% 2.1% 3.5%
ビックカメラ※ 4.4% 1.3% 5.7%
ノジマ 4.2% 1.5% 5.7%
エディオン※ 3.9% 3.5% 7.4%
上新電機 176.2% 1.8% 177.9%
コジマ 1.6% 1.9% 3.4%

※優待利回りは長期保有特典を加味して算出しています

 

 

「上新電機」の176.2%はおかしいなと思われた方もいるかもれませんが、これは1株の保有で優待を獲得できるためです。

 

優待利回りで見ればダントツの高さですね。

 

また優待利回りは「割引券」方式の銘柄が高くなる傾向があります。

 

やはり使い勝手とは反比例するということでなのでしょうね。

 

個人的に、利回りと使い勝手のバランスを考慮して魅力的だと感じるのは、以下の3銘柄です。

  • ヤマダホールディングス
  • ビックカメラ
  • エディオン

 

とはいえ、ここまでの情報だけでは到底投資の判断なんてできないと思います。

 

そこで、ここからは各銘柄の概要を紹介していきたいと思います。

 

また、より詳細な情報については、銘柄分析記事のリンクをつけてありますので、あわせてご参照ください。

 

ヤマダホールディングス

まずは最大手の「ヤマダホールディングス」 です。

 

株主優待は「会計が1,000円ごとに1枚使用できる500円割引券」です。

 

割引券とはいえ、100株長期保有時で「最大5,500円分」獲得できるのは魅力的で、優待利回りも高くなっています。

 

※参考:保有株数・期間による優待獲得枚数

保有株数
保有期間
優待券の獲得枚数
3月 9月 年間
100〜499株
1年未満 2 4 6
1〜2年 5
5
10
2年以上 6 11

また、大型店では電化製品に限らず食品や日用品の購入もできますので、思った以上に使い勝手が良いでしょう。

 

株価もそれほど高くなく、その企業規模からも安定的に長期保有するには向いていると考え、私も100株長期保有中の銘柄です。

 

ケーズホールディングス

2つ目は、家電量販店「ケーズデンキ」を運営するケーズホールディングスです。

 

株主優待は年間2,000円分(※100株保有時)の商品券です。

 

優待の利回りはイマイチですが、その他の株主還元に積極的な企業です。

 

直近10年間くらいで減配がなく、自社株買いをほぼ毎年実施しています。

 

優待だけではなくキャピタルゲインを狙いたい!という方は検討してみるといいと思います。

 

ビックカメラ

3つ目は、「都市型」店舗を多く持つビックカメラです。

 

新型コロナウイルス感染拡大の中、家電量販店各社が巣ごもり需要で業績好調の中、一人負けの状況になっています。

 

インバウンド需要がなくなったことが痛いですね。

 

株主優待は、年間最大5,000円分(※100株保有時)の商品券です。

 

※参考:保有株数・期間による優待獲得枚数

保有株数
保有期間
優待券の獲得枚数
2月 8月 年間
100〜499株
1年未満
2
1 3
1〜2年 2 4
2年以上 3 5

 

使い勝手が良く、利回りも高いため魅力的な優待だと思います。

 

株主優待の人気もあって値崩れしづらく、私自身もすでに7年近く保有し続けている銘柄です。

 

ノジマ

4つ目は、 デジタル家電専門店「ノジマ」の運営と「携帯電話の販売・インターネット事業」等を行なうノジマです。

 

家電量販店の中でも、ITに注力しているのが特徴的だと思います。

 

株主優待はいくつかありますが、メインは「10%割引券」となっています。

 

優待の魅力はそれほど高くはありませんが、配当については上場してから減配がなく、現在は8期連続増配中です。

 

事業の特徴からも、今後のさらなる増配・成長が感じられる銘柄です。

 

エディオン

5つ目は、西日本を中心に家電量販店を展開するエディオンです。

 

株主優待は、自社店舗の買い物で使用できる「ギフトカード」です。

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このギフトカードはプリペイド式で、未使用分はカードの中に残る仕組みです。

 

そのため、会計金額を気にしなくて良く、商品券よりもさらに使いやすいものになっています。

 

割引券方式の優待を除くと、配当を含めた合計利回りが最も良く、 私も購入を検討している最中の銘柄です。

 

上新電機

6つ目は、関西に地盤を置いて家電量販店を運営する上新電機です。

 

とにかく特徴は1株の保有で株主優待が獲得できることです。

 

優待内容は、買上金額2,000円ごとに使用できる「200円割引券」が25枚、と使い勝手は微妙ですが、獲得のしやすさはピカイチです。

 

最近は1株で株式を購入できる証券口座が増えてきましたので、購入を検討してみるのも面白いでしょう。 

 

コジマ

最後は、ビックカメラの傘下で郊外型店舗を運営するコジマです。

 

株主優待は、年間1,000円分(※100株保有時)の商品券です。

 

この商品券は金額こそ大きくありませんが、ビックカメラの店舗でも使うことができます。

 

その他は個人的に大きな特徴は見えず、単体で購入することはあまり気乗りしません。

 

しかし株主優待を相互に利用できるため、ビックカメラとあわせて保有するのは面白いかもしれないですね。

 

まとめ

ここまで家電量販店の7銘柄を紹介してきましたが、調べていて「思ったより良い銘柄が多かった」 と感じました。

 

電化製品は生活に欠かすことができないので、株価や業績も比較的安定していると考えられそうです。

 

また、技術革新が起きて新しい製品が生まれても、販売するのは家電量販店ですので、将来的にも悪くはないかなと思います。

 

かと言って、資金を集中させるほどではないと思いますので、株主優待を楽しむくらいの保有が個人的におすすめです。

 

家電量販店の銘柄を購入いただいても私には全くメリットは無いのですが…笑

 

それでもこの記事をきっかけに興味を持っていただけると嬉しく思います。

 

以上、家電量販店7銘柄の比較でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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