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【金融資産への投資と比較】不動産投資のメリット・デメリットについて

不動産投資の特徴はある程度理解できた!
でも他の投資と比べたらどうなんだろう…?

 

こんな疑問を持ったことはありませんか?

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また「不動産投資」と「金融資産への投資」で優れているのはどちらなのか?

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このように考える方もいることでしょう。

 

実際に私もこの点はかなり悩んだ経験があります。

 

この問題に答えを出すのは難しいですし、きっと人それぞれだというところに落ち着いてしまうのでしょう。

 

それでも自分なりの答えを出すにしても、まずは情報が必要です。

 

そこでこの記事では、不動産投資と金融資産への投資を比べた際のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

 

【この記事の内容】

 

この記事を書いている私は、29歳の「ごく普通のサラリーマン」で、年収は500万円ちょっと。

 

現在、中古区分マンションを1件保有して、不動産投資に取り組んでいます。

 

また同時に、株式投資を中心に金融資産への投資も10年ほど経験がありますので、両面の立場から解説できるのではと思っています。

 

不動産投資のメリット・デメリット

まずは全体像を掴むという意味で、不動産投資のメリット・デメリットの概要を紹介します。

 

ここでは、「一般的に不動産投資の説明を受ける際に挙げられるもの」と「金融資産への投資と比較した場合」の大きく2つに分けてみました。

 

一般的に挙げられるもの

先に一般的に不動産投資の説明においてメリット・デメリットに挙げられるものを紹介します。

 

メリットは大きく4つあります。

  • 年金対策になる
  • インフレ対策になる
  • 生命保険・がん保険代わりになる
  • 所得税の節税ができる

 

反対にデメリット(リスク)は大きく5つあります。

  • 空室リスク
  • 家賃下落リスク
  • 金利上昇リスク
  • 修繕リスク
  • 災害リスク

 

ここまでは不動産投資に取り組む際に、基本的には誰もが説明を受ける内容になっています。

 

要は、金融資産との比較とは関係なく、不動産投資の特徴として理解すべき内容ということです。

 

なお、ここまでの内容をより詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧ください。

 

金融資産への投資と比較した場合

反対にここからは、不動産投資と金融資産への投資を比較するからこそ明らかになるメリット・デメリットになります。

 

この内容は、いわゆる教科書通りの説明の1歩先に行くので、レベルの高い営業マンからでなければ教えてもらえないと思います。

 

それではまず、不動産投資と金融資産への投資を比べた際のメリットですが、大きくは2つです。

  • 融資を受けられる
  • 相続税、贈与税の節税になる

 

そして反対にデメリットも2つあります。

  • 流動性が低い
  • 価格が不透明である

 

この部分について、ここから詳細を解説していきたいと思います。

 

融資を受けられる

まずは不動産投資の最も大きなメリットとも言える、「融資を受けられる」ことについてです。

 

融資を受けられるメリットとして主に以下のものが挙げられます。

  • 少額の資金でも投資を始められる
  • 家賃収入からローンを返済できる
  • レバレッジ効果がある

 

融資を受けるからこそ、いきなり数千万円の不動産を購入することができ、そこから家賃収入を得ることができるのです。

 

そしてローン返済は当然あるのですが、返済の源泉は他人が支払ってくれる家賃収入です。

 

これが不動産投資において融資を受けられるメリットです。

 

そして、この融資は不動産という実物資産(=担保)があるからこそ可能になっており、金融資産への投資に対して融資が下りることはほぼありません。

 

 

相続税、贈与税の節税

もう1つのメリットは、相続税、贈与税の節税になるということです。

 

これは、現金や金融資産を不動産に変えることにより、財産としての評価額が下がり、結果、相続税を引き下げる効果があるからです。

 

大体ですが、資産の評価額は50%〜70%になると思って良いでしょう。

 

そのため、資産が多く相続税が重くなりそうな場合は、事前に一部を投資用不動産に変えてしまうことも1つの手です。

 

なお、節税になる理由や仕組みを知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

 

流動性が低い

ここからは反対にデメリットになりますが、1つ目は資産の流動性が低いことです。

 

流動性とは、売買のしやすさや換金・現金化のしやすさのことを指していて、つまりは不動産は現金化しづらいということです。

 

ちなみに、不動産を売却しようとすると、どんなに短くとも1ヶ月、長くて半年ほどかかるのが目安です。

 

当日中に売却、数日後には現金として引き出すことができてしまう金融資産と比べるとかなり不自由であることが否めません。

 

不動産投資をする際には、短期的に必要となる資金は別で用意しておくことをおすすめします。

 

価格が不透明である

もう1つのデメリットは、物件の価格が不透明であることです。

 

皆さんは、不動産の値段に疑問を持ったことは無いでしょうか?

 

不動産は取引市場が存在せず、1対1の相対取引で売買が行われることからある種「言い値」に近くなってしまう側面も持っています。

 

市場で広く公開されている株式等の金融資産と比べると、不動産は価格に透明性がありません。

 

そのため「騙される」という声も跡を絶たないのでしょうね。

 

以下の記事で対策を含め詳細を解説していますので、よろしければ参考にしてください。

 

まとめ

「不動産投資」と「金融資産への投資」で優れているのはどちらなのか?

 

この疑問に対する答えは私の中では出ていません。

 

それぞれ特徴があって、メリット・デメリットもあります。

 

そこで私がたどり着いたのは、両方やってみることです。

 

幸い、不動産投資は融資を受けられるので、自己資金はあまり必要としません。

 

つまり、不動産投資に取り組むと同時に、自己資金は金融資産へ投じることができるのです。

 

特に私のように元々、金融資産での運用をしていた人は、不動産投資を始めても今までと変わらずに運用を続けられるので、「現状+α 」のつもりでいいのではと考えています。

 
また、分散投資の観点からも両方やっておくメリットはあるでしょう。

 

大切なのは、リスクヘッジと保有資産のバランスだと思いますので、特徴を理解した上で自分自身に合った形を見つけていただけたら嬉しく思います。

 

以上、金融資産への投資と比較した際の、不動産投資のメリット・デメリットについてでした。

 

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