2020年も年の瀬にさしかかり、やってきましたIPOラッシュ!
私も当選を狙ってコツコツと申し込んでいたところ、
なんと「スタメン」に100株当選できました!
今回は大和証券からチャンス当選でした。
大和証券様ありがとうございます!!
私はチャンス回数が8回あるので、そこそこ確率が上がっていると思います。
詳しくはこちらをご覧ください。
そんなありがたきIPO当選ですが、売って利益確定するまでがIPOです。
ということで、スタメンの売却タイミング考察していきたいと思います。
【この記事の内容】
上場スケジュール
まずは上場までのスケジュールを確認します。
上場日は12月15日(火)ですね。
当日の株価は要チェックです!
事業内容
スタメンは「ITとリアルの融合」をテーマに、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG」という法人向けのSaaS(Software as a Service)モデルのサービスを事業として展開しています。
「TUNAG」は、従業員のエンゲージメント向上を目的として、社内コミュニティを活性化等の様々な手法を提供できるサービスとなっています。
また、オンラインファンサロンの開設、運営において必要になるシステム・プラットフォーム・企画・ノウハウをワンストップで提供する「FANTS」というサービスもあります。
どちらもその特徴は「サブスクリプション型」のサービスであることで、安定収益が見込めます。
加えて、「新規顧客獲得=売上増」 の構図がしっかりとしているので、成長性も感じられるビジネスモデルです。
直近の業績
直近の業績は以下のようになっています。
創業が2016年のため、初年度は売上が発生していません。
これまで赤字が続いていますが、売上は順調に伸長していて、今期は黒字転換が見込まれています。
まだまだ、利益の額は大きくなく(1株あたり利益0円51銭)、上場時の株価は業績と比べると割高であると言わざるを得ません。
しかし、今後も順調に売上高が伸びていき、成長性次第では期待感から買われることはあると考えています。
需給の状況
スタメンのIPOによる公開株数及び、時価総額等をまとめました。
指標面から見ると、東証マザーズとしてはやや小型です。
小型であるほど、初値は期待できる傾向にあります。
公開株数は少なくないものの、価格が低いので供給面が絞られていることに加え、事業内容からも需要が上回る予想です。
初値予想
初値の予想は調べていると、2,000円前後が多いようですね。
公開価格は880円ですので、2倍近くは狙えそうな感じです。
そうなると初日は値段がつかない可能性もありますが、翌日の12月16日は4社同時上場の日に重なってしまいます。
需給面が急に悪化する可能性もあるので、注意が必要です。
ここからはファンダメンタル面からの個人的な予想です。
仮に、来年度も今年度と同率の成長を遂げたとすると以下の業績予想が立てられます。
営業利益は6〜7倍となっています。
これがどれほど実態に近いかはわかりませんが、個人的にはそれなりに実現を期待をしてます。
ただ、それでも恐らく良くて1株利益で10円くらいでしょう。
と考えると、やはり株価には「将来の成長=期待」込められていると思います。
結論として、株価は調整局面があることを想定し、大方の予想である2,000円を目処に売却を考えていきたいと思います。
上場後の値動き
※12月20日追記しました
スタメンは12月15日(火)に上場し、開価格と同じ880円カイ気配でスタートしました。
その後も気配値を切り上げる展開となりましたが、午後2時16分に公開価格の2.3倍に当たる2,051円の初値がつきました。
上場初週の値動きはこんな感じでした。
初値がついた直後に、一時2,243円まで上昇しましたが、その後は利益確定売りに押され値下がりしています。
一度大きく下げた後、少し値段を戻しているので、ここからは少しずつ株価が落ち着いてくるのではないかと思います。
筆者の売却価格
※12月20日追記しました
私は12月18日(金)の上場から4日目に当選した100株を売却しました。
売却価格は1,761円、手数料を差し引いた利益は87,000円となりました。
欲張った結果がこれですね…
お恥ずかしい限りです。
素直に初日に売却しておけば良かったと思います。
こればかりは経験不足な部分も否めませんが、ひとまず公募価格の2倍近い値段で売れているので、満足だと言い聞かせています。
次のIPO当選時はもっと上手く立ち回れるようになりたいものです。
これにて「スタメン」のIPO記事は完結とさせていただきます。
お付き合いいただきありがとうございました。