資産運用を始めてみたい!
証券口座を解説したい!
でも種類がたくさんありすぎて、どれを選んだら良いのかわからない…。
そんな悩みを抱えている方も多いと思います。
そこで今回は俗に「店頭証券」と呼ばれる中から、私が実際に口座を保有している証券会社の特徴を紹介していきます。
ぜひ口座開設の際には参考にしてみてくださいね。
【この記事の目次】
この記事を書いている私は、30歳の「ごく普通のサラリーマン」です。
株式投資の経験は2010年から11年ほどで、証券口座も全部で6つ保有しています。
これまで積み重ねてきた経験も踏まえつつ解説していきたいと思います。
おすすめの店頭証券4選
店頭証券とは、店舗があり、投資家ごとに担当者がつくことも多いのが特徴の証券会社です。
担当者からは資産運用に関するコンサルティングを受けられる他、IPO(新規公開株)の主幹事を務めることも多いため、割当を得られる可能性も高くなります。
そんな店頭証券の中で、私が実際に口座を保有しているのは以下の4つの証券会社です。
それでは1つずつその特徴を見ていきましょう。
野村證券
1つ目は最大手の野村證券です。
さすが最大手なだけあって、取扱商品は非常に幅広いです。
また、店頭証券のメリットであるIPOにも強く、2020年は合計94社が上場しましたが、内22社(同率1位)の主幹事を務めています。
手数料は店舗とオンラインの2パターンがありますが、店舗の手数料は今回紹介する証券会社の中で最安値となっています。
店頭証券のメリットを活かすならば、安定感のある証券会社と言えそうです。
大和証券
2つ目はこれまた大手の大和証券です。
取扱商品は野村證券に引けをとらない豊富さとなっています。
IPOの主幹事は、2020年上場の94社内、14社(5位)で務めています。
少々見劣りするところも感じますが、それでも十分に多いと言えるでしょう。
手数料がやや高いのが気になりますが、IPO抽選のために口座開設しておく分には全く問題ないでしょう。
SMBC日興証券
3つ目は三井住友フィナンシャルグループに属するSMBC日興証券です。
取扱商品は上位2社と比べても遜色ありません。
2020年に主幹事を務めたIPOは、上場の94社内、16社(3位)となっており、僅差ながら大和証券を上回る実績を上げています。
手数料はダイレクトコース(インターネット注文)を活用すると、群を抜いて安くなるのが特徴です。
このくらいの手数料であれば、普段使いもできなくないかもしれないですね。
みずほ証券
4つ目はみずほフィナンシャルグループに属するみずほ証券です。
店頭証券業界は大手3社と言われることも多く、イメージ的にはやや見劣りしてしまうかもしれません。
しかし、サービス内容で大きく遅れをとっているわけではありません。
そして、2020年のIPOでは上場の94社内、22社(同率1位)で主幹事を務めており、野村證券と同水準の実績をあげています。
知名度では若干劣るかもしれませんが、IPO抽選に参加するためには口座を保有しておくと一歩リードできますよ。
まとめ
店頭証券の特徴は、担当者からコンサルティングを受けられることと、IPOの当選が狙いやすいことです。
ちなみに今回紹介した証券会社4社で、2020年に上場した94社の内、74社の主幹事を務めています。
そのためほとんどのIPOにおいて、主幹事を務める証券会社から抽選に参加できるように、私は4社の口座を保有しています。
どの証券会社も口座開設、IPO抽選の参加は無料で可能ですので、興味のある方はトライしてみるといいでしょう。
一方で取引手数料が高いのが店頭証券のデメリットになります。
そのため普段の売買取引には向いていないと感じる方もいるかもしれません。
そういった方は手数料が安く抑えれるネット証券を検討してみると良いでしょう。
証券会社も適材適所で上手く活用していくことが重要だと思いますので、1つにこだわらず幅広く検討してみてください。