サラリーマン投資家 目指せ不労所得での生活!

不労所得1,000万円を最終目標に日々の活動を記録していきます

【カタログギフトの株主優待がおすすめ!】高配当利回り「KDDI株」は買いか?

今回は私が保有する銘柄である「KDDI」について紹介していきます。

 

私は株主優待でカタログギフトがもらえることと、配当利回りも高いことから「KDDI株」を購入し、以来継続して保有しております。

 

そこで「KDDI株」の魅力である「株主優待」と「配当利回り」について確認した上で、総合的に投資判断を考えていきたいと思います。

 

興味のある方はご覧いただけると幸いです。

 

【この記事の目次】

それでは早速内容に入っていきましょう。

株主優待の内容

「KDDI」の株主優待は「au WALLET Market」 の商品を選べるカタログギフトです。

 

カタログギフトの中身は「全国47都道府県のグルメ品」となっており、全国各地のグルメ品から好きな商品を選ぶことができます。

f:id:investor19:20200607152837j:plain

またカタログギフトの内容は、株式の「保有数」や「保有期間」に応じて変わります。

 

以下の表のように、保有株数が1,000株以上、保有期間が5年以上になると、カタログギフトの内容がグレードアップしていきます。

  保有期間
5年未満 5年以上
100~999株 3,000円 5,000円
1,000株以上 5,000円 10,000円

なお「権利確定基準月」は3月で、実際にカタログギフトが家に届くのは6月上旬となっています。

 

カタログギフトにどのような商品があるのかは、以下の記事で紹介しておりますので、興味のある方はご覧ください。

 

優待&配当利回り

ここでは優待利回りに加えて、もう1つの魅力でもある配当利回りについても合わせて確認をしていきます。

 

利回りですが、以下の数値を元に計算してみます。

保有株数:100株

株主優待の価値:3,000円/5,000円(※保有期間に応じて変動)

株価:3,164円(2020年6月12日終値)

配当:120円(2021年3月期予想)

 

ここから算出される利回りは以下の通りです。

  保有期間
5年未満 5年以上
優待利回り 0.9% 1.6%
配当利回り 3.8%
合計利回り 4.7% 5.4%

配当利回りは平均よりも高く、それに優待利回りを加えると、利回りは高い部類に入ります。

 

この利回りが今後どうなっていくかを考えるためにも、「KDDI」の株主還元の方針を見てみましょう。

 

株主還元の方針

「KDDI」は中期経営計画において、以下の株主還元の方針を掲げています。

①配当性向40%超

②機動的な自己株買い → 全ての自己株式を消却 

 

これまでの「1株当たり配当金の推移」を合わせて見てみましょう。

f:id:investor19:20200620141019p:plain

現在18期連続で増配を実施しており、来期も増配を予定しています。

 

非常に安定して株主還元が実施されており、今後も十分な還元が期待できる銘柄です。

 

この株主還元の方針裏付けを確かめるためにも、次は業績を確認していきます。

 

直近の業績

直近の業績は以下のようになっています。  

単位:億円 売上高 営業利益 純利益
2017年2月期 47,482 9,130 5,467
2018年2月期 50,419 9,628 5,725
2019年2月期 50,803 10,137 6,177
2020年2月期 52,372 10,252 6,398
2021年2月期(予) 52,500 10,300 6,400

順調に増収増益を続けています。

 

今後も一気に売上や利益が増えることはないと思いますが、安定して推移していくのではないかと考えています。

 

また、通信事業ということもあり、コロナウイルスによる大きな影響はひとまず出ていないと言えそうです。

 

次は今後の見通しを考えるためにも、「KDDI」の事業内容を見てみましょう。

 

KDDIの事業内容

2020年3月期より、「KDDI」はセグメントを変更しています。

f:id:investor19:20200620154053p:plain


 これまでは事業の内容で分類されていましたが、今回はサービスの対象者で「パーソナル(個人向け)」と「ビジネス(企業向け)」2つに分けられています。

 

これらの構成比は以下のようになっています。

2020年3月期 売上高 営業利益
パーソナル 45,680 8,727
ビジネス 9,235 1,475

代表的な「個人携帯電話事業」に加え、「au Pay」等の「金融事業」にも力を入れています。

 

また、その他にも通信を軸にして多種多様なサービスの展開・拡大をしています。

 

半ばインフラと化した通信事業があるため、収益力の安定性は非常に高いと考えます。

 

また、これから延びる可能性も十分に秘めています。

 

株価の推移

まずは直近5年間の株価推移を確認します。

f:id:investor19:20200620155317p:plain

期間を長くとって見ると、株価はそれほど変動していません。

 

コロナショックの影響も小さく、安定的で比較的リスクが低い銘柄と言えそうです。

 

一方で、毎年増配しているにも関わらず、株価が伸びていないのはやや寂しい気もしますね。

 

投資判断

最後に投資判断を考えてみたいと思います。

 

これまでの情報に、割安性の指標を加えていきます。

 

2020年6月19日終値時点では、以下のようになっています。

PBR:1.65倍

PER:11.06倍

 

PBRはやや高め、PERはやや低めと言ったところでしょうか。

 

決して割安とまでは言えない数値です。

 

ここから私なりの結論ですが、

  • 魅力的な株主優待
  • 高い配当利回り
  • 連続増配による株主還元
  • 安定的な業績

と、「買い」の理由が多くあります。

 

一方で、大きな懸念材料はないと考えます。

 

株価も安定していますので、買うタイミングもある種いつでもいいのではないでしょうか。

 

資金に余裕がある時に購入したい銘柄ですね。

また、コツコツと買い進めていくような投資方法もありだと思います。

 

カタログギフトはもらって嬉しい株主優待なので、ぜひ100株保有から検討してみてはいかがでしょうか。

 

以上、KDDIの紹介でした!

 

PVアクセスランキング にほんブログ村