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【複数保有するべき?】IPO当選確率を上げるためにおすすめの証券口座6選!

新たに株式が上場することを「IPO」と呼びます。

 

この「IPO」株を公開価格で購入することができれば、初値がそれを上回ることが多く、利益を得られる可能性が高いのが特徴です。

太っ腹のイラスト(女性) 

しかし、利益が得られる可能性が高い反面、非常に高い人気を誇ります。

 

そのためほとんどの場合で抽選が実施され、実際にIPO株を購入できるチャンスはあまり得ることができません。

 

それでも当選確率を少しでも上げるためにやるべきこと、おすすめの証券口座を今回は紹介していきたいと思います。

 

【この記事の目次】

 

この記事を書いている私は、30歳の「ごく普通のサラリーマン」です。

 

株式投資の経験は2010年から11年ほどで、証券口座も全部で6つ保有しています。

 

IPOにも普段から複数の口座を使って申し込んでいますので、その経験も含めお伝えしていきます。

 

IPO当選確率を上げるには?

IPOの当選確率を上げるにはとにかく多くの証券会社申し込むこと。

 

これは当たり前かもしれませんが、正直手間がかかるので面倒であることは否定できません。

 

そこである程度、効率よくIPO抽選に参加するという視点も持ちつつ、IPO当選確率を上げるには以下の2つを意識すると良いでしょう。

  • 主幹事から申し込む
  • 抽選方法に着目する

 

それぞれ理由を含めつつ簡単に解説していきます。

 

主幹事から申し込む

まず1つは主幹事から申し込むことです。

 

多くの場合、IPOが実施される際は「主幹事」の証券会社が約80%の株式を引き受け、残りの20%が複数の引受先に分配されます。

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要は大半の株式が主幹事1社(※複数の場合もあり)に集まることになりますので、仮に抽選応募数が同じだとすると、主幹事から申し込むことで格段に当選確率が上がる計算になります。

 

IPOの抽選申し込みが手間だと感じる方は主幹事からだけ申し込むという手もありでしょう。

 

抽選方法に着目する

IPOには、抽選により投資家へ配分される「抽選配分」と、担当者が普段から付き合いのある顧客にIPO株を販売する「裁量配分」があります。

 

「裁量配分」によってIPO株を得るには相当の資産を証券会社に預ける必要があるので、一般の個人投資家は「抽選配分」の割合が多い方が狙い目でしょう。

 

その上で抽選方法に注目していく必要があります。

 

抽選方法には、申し込み口数にかかわらず平等に一票の抽選権が与えられる(=平等抽選)やり方と、申し込み口数ごとに一票の抽選権が与えられるやり方が存在します。

 

申し込み口数ごとに一票の抽選権が与えられるやり方の場合、「申し込み口数=資金力」 に当選確率が比例します。

 

そのため、資金力に自信がない場合は平等抽選の証券会社から抽選に参加するといいでしょう。

 

テクニックとして、家族がいる方は1人1つの口座を保有することで、抽選参加数を増やすことで確率を上げる方法もあるようですね。

 

おすすめの証券口座6選

それでは先ほどお伝えした、IPO当選確率を上げる方法を意識した上でおすすめの証券口座6つを紹介していきます。

 

今回私がおすすめするのは以下の証券会社です。

【主幹事が多い】

【抽選方法に着目】

 

それではIPO当選確率を上げるためにポイントとなる、主幹事を務めた回数と抽選方法に着目しながら、1つずつ証券会社を見ていきましょう。

 

野村證券

まずは店頭証券において最大手の野村證券です。

野村證券
IPO取扱実績
  主幹事 取扱銘柄数
2020年 22 41
2019年 17 38
抽選・裁量割合
抽選 10%以上
裁量 90%以下
抽選方法 平等抽選
指定された単元(多くは最低単元)
で1口座当たり1票の抽選権が与え
られる
買付余力 必要なし

ほとんどの店頭証券において抽選に回る株数は約10%で、野村證券もその例に漏れないと言えます。

 

それでも主幹事を務める際の抽選配分株数は他の幹事を圧倒的に上回りますので、主幹事を務めることの多い野村證券からIPOに申し込む機会は多くあります。
  

また、IPOの抽選申し込みに買付余力が必要ないことが大きな特徴で、極端な話「口座の資金が0円」でも気軽に抽選参加できるのは魅力的です。

 

ただ、その代わりに応募数が増えるため抽選倍率は上げる傾向にあるので一長一短ではありますが…。

 

総合的に考えてデメリットが無いので、とりあえず保有しておくべき証券口座と言えるでしょう。

 

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大和証券

続いては店頭証券大手の大和証券です。 

大和証券
IPO取扱実績
  主幹事 取扱銘柄数
2020年 14 43
2019年 23 47
抽選・裁量割合
抽選 10%以上
裁量 90%以下
抽選方法 平等抽選
指定された単元(多くは最低単元)
で1口座当たり1票の抽選権が与え
られる
買付余力 必要あり

大和証券も抽選配分は10%となっていますが、主幹事の回数はトップクラスを誇ります。

 

野村證券と異なり、IPO抽選参加には買付余力が必要なので、申し込み時には口座に資金を入れておかなければいけません。

 

また以前は「チャンス抽選」という制度があり、活用すれば抽選確率を高めることができましたが、制度が廃止となってしまいました。

 

私にとって大和証券はIPOの主力でしたが、この制度廃止によって大きく優先順位は下がっています。

 

資金に余力があれば口座を保有しておくといいくらいでしょう。

 

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SMBC日興証券

3つ目はこれまた大手のSMBC日興証券です。

SMBC日興証券
IPO取扱実績
  主幹事 取扱銘柄数
2020年 16 53
2019年 22 64
抽選・裁量割合
抽選 最大15%
内、10%が通常抽選
最大5%がステージ別抽選
裁量 85%〜90%
抽選方法 平等抽選
指定された単元(多くは最低単元)
で1口座当たり1票の抽選権が与え
られる
買付余力 必要あり

主幹事数はSMBC日興証券も劣らずにトップクラスとなっています。

 

加えて特徴として「ステージ別抽選」という独自の抽選方法があります。

 

「ステージ別抽選」は、10%分を目処とした通常の抽選に当選しなかった場合に、最大5%分を目処に適用されます。

 

以下のステージ別の抽選票数が適用され、高いステージにあるほどより当選確率が上がるような仕組みになっています。

ステージ判定条件及び抽選票数

それなりに資金が必要となりますので、どのステージを狙うかは難しいところですが、チャンスがあれば活用してみると良いでしょう。

 

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みずほ証券

4つ目はみずほ証券です。

みずほ証券
IPO取扱実績
  主幹事 取扱銘柄数
2020年 22 63
2019年 13 58
抽選・裁量割合
抽選 10%以上
裁量 90%以下
抽選方法 平等抽選
指定された単元(多くは最低単元)
で1口座当たり1票の抽選権が与え
られる
買付余力 必要あり

みずほ証券は大きな特徴があるというわけではありませんが、これまでに紹介した店頭証券大手と同等水準の主幹事実績があります。

 

あくまでも個人的な感覚レベルですが、口座開設数が上位3社よりも少ないので、若干当選確率が高くなるような気はしています。

 

みずほ証券が主幹事を務めるIPOはもしかしたら穴場かもしれませんね。

 

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SBI証券

今度はネット証券から最大手のSBI証券です。

SBI証券
IPO取扱実績
  主幹事 取扱銘柄数
2020年 15 85
2019年 7 84
抽選・裁量割合
抽選 90%
内、IPOチャレンジ
ポイントに
基づき30%を配分
裁量 10%
抽選方法 抽選申し込み口数ごとに1票の
抽選券が与えられる
買付余力 必要あり

ネット証券は店頭証券と比較して圧倒的に抽選の割合が高くなる傾向があります。

 

そして、そんな中で主幹事を実績のあるSBI証券は、IPO抽選参加者にとってかなり魅力的な証券会社となっています。

 

また、SBI証券の最も大きな特徴は「IPOチャレンジポイント」です。

 

SBI証券ではIPOの抽選は2段階で行われ、まずは通常抽選(60%分)が実施されます。

 

そして、通常抽選に外れた場合、申し込み時にIPOチャレンジポイントを使用していると、IPOチャレンジポイントによる配分を受ける権利が発生します。

 

この時、IPOチャレンジポイント使用者による申し込みが多い場合は、使用したIPOチャレンジポイントが多い順に当選する仕組みです。

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つまり、IPOチャレンジポイントをたくさん使用するほど当選確率が高くなる訳ですが、

 

IPOチャレンジポイントは、抽選に参加し外れた場合に1Pが貰える仕組みなので、SBI証券からは毎回コツコツと抽選申し込みをしておくと良いでしょう。


個人的には優先的に保有しておきたい口座だと思っています。

 

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マネックス証券

最後はマネックス証券です。 

マネックス証券
IPO取扱実績
  主幹事 取扱銘柄数
2020年 0 46
2019年 0 43
抽選・裁量割合
抽選 100%
裁量 なし
抽選方法 平等抽選
指定された単元(多くは最低単元)
で1口座当たり1票の抽選権が与え
られる
買付余力 必要あり

マネックス証券は100%平等抽選を実施している証券会社です。

 

裁量による配分が一切ないことと、平等抽選(=1口座当たり1票の抽選権が付与)により、資金が少ない投資家も同じ確率の抽選に参加できることが特徴です。

 

同様の特徴を持つネット証券はいくつかあるようですが、その中でも最もIPO取扱銘柄数が多いのがこのマネックス証券です。

 

これからIPOにチャレンジする方、資金力に自信が無い方はマネックス証券から抽選に参加してみると良いでしょう。

 

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複数口座を保有するデメリットは?

ここまで6つの証券会社を紹介してきましたが、一方で複数の口座を保有するデメリットについても考えておきたいと思います。

 

デメリットは大きく2つです。

  • 抽選参加に資金(買付余力)が必要
  • 抽選の申し込みの手間がかかる

 

今回紹介した証券会社では、野村證券を除いて抽選参加に資金(買付余力)が必要になります。

 

上場する銘柄の公開価格分の買付余力が必要になるので、銘柄にもよりますが、大体10〜50万円程度は口座なければなりません。

 

口座数を増やすほど、様々なところに資金を入れておく必要があるので、簡単にはいかないかもしれません。

 

そしてもう1つは抽選の申し込みの手間です。

 

増やせば増やすほど申し込みの手間はかかりますので、ある程度の線引きはあった方が良いかもしれません。

 

ちなみに私は基本的に「主幹事」と「SBI証券」から申し込むようにしています。

 

これが手間を天秤にかけた上での現時点で最良だと考えていて、マネックス証券については口座開設を検討中です…。

 

皆さんも自身の中で最も効率の良いパターンを見つけてみてください。

 

まとめ

今回は全部で6社の証券会社を紹介しました。

 

他にも証券会社は数多くありますが、少なくとも直近2年間でこの6社を上回るIPO取扱件数の実績がある証券会社はありません。 

 

個人的には、これ以上増やすのは効率が悪くなるだけだと思っているので、6社に限った紹介記事とさせていただきました。

 

ちなみに、これまでに私は全部で4回IPOに当選しました。

 

これが多いか少ないかは意見が別れるところかと思いますが、手間賃くらいは十分に稼げていると感じています。

 

IPOは簡単には当選できませんが、コツコツと申し込むことでそのうちチャンスが巡ってくると思います。

 

ぜひこの記事も参考にしつつ、IPO抽選に挑戦してみてもらえれば幸いです。

 

★今回紹介した証券会社6選

 

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