今回は大和証券グループの「ダイワのポイントプログラム」について紹介したいと思います。
すでに、2021年3月31日に廃止となることが決定していますが、後少しの間活用することができます。
今回は、残り少ない期間ではありますが、最後まで「ダイワのポイントプログラム」を使いこなす方法を紹介していきたいと思います。
【この記事の目次】
それでは早速内容に入っていきましょう。
ダイワのポイントプログラムとは
「ダイワのポイントプログラム」とは、大和証券における取引実績に応じて貯まる「交換ポイント」を、さまざまなセレクト商品と交換できるサービスのことです。
「ダイワのポイントプログラム」の廃止決定に伴い、新規のポイント付与は2020年3月末をもって終了しています。
しかし、2021年3月31日まではポイントを使うことができます。
ポイントの活用方法は、以下の2通りあります。
・ポイントを保有しているだけでIPO抽選が有利になる
・ポイントを商品と交換する
「ポイント保有」でIPO抽選が有利になることが、投資家としてはかなり魅力的です。
「期限ギリギリまでポイントを保有=IPO抽選確率アップ」⇒「ポイントを商品と交換」とするのが効率的な活用方法となります。
それでは、ここから「IPO抽選が有利になる仕組み」と「ポイントの交換」について詳しく見ていきます。
IPO抽選が有利に
交換ポイントを貯めることで、ポイントの残高に応じてIPOの当選確率が上昇します。
具体的には、交換ポイントの残高に応じて「チャンス回数」と呼ばれるものが付与されます。
「チャンス回数」とは、ざっくりと言えば「IPO抽選参加回数」と考えていいでしょう。つまり「チャンス回数」が多くなるほど当選確率が高くなります。
「交換ポイント」の残高と「チャンス回数」
このサービスの良いところは、「ポイントを保有しているだけ」で恩恵を受けられるところです。
そのため、いくらIPOに申し込もうと、いくら抽選に当選しようともポイントは減りません。
IPO抽選に参加する場合は、この「交換ポイント」は期限ギリギリまで使わずに保有しておきましょう!
より詳細な「IPO抽選の仕組み」はこちら
ポイントを使う方法
「交換ポイント」はさまざまなセレクト商品と交換できます。
非常に多くの商品があるので、ポイントを使う際は楽しみながら選ぶことができます。
この他、「口座管理料の支払い」に充当できたり、「JAL、ANAのマイル」と交換することもできます。
ポイントを使用する際は、「ダイワのオンライントレード」にログインし、「交換ポイントの照会≫」 をクリックします。
次に「口座管理料または商品と交換」もしくは「マイルと交換」から進み
後は案内に従って、欲しい商品・サービスを選んでいけば、ポイントとの交換を申し込むことができます。
ポイントの期限
交換ポイントには有効期限があるので、期限までには商品との交換を済ませましょう。
原則、「獲得年の翌々年12月末」を過ぎると失効となります。
ただし、「ダイワのポイントプログラム」が廃止となりますので、最大でも2021年3月31日が期限となります。
廃止に伴う注意点
「ダイワのポイントプログラム」廃止に伴う注意点は2つです。
①IPO抽選の有利が無くなる
これまで「交換ポイント」の残高に応じて、IPO当選確率が上がりましたが、今後はその特典が受けられなくなります。
今後も大和証券講座の資産評価額に応じた「プレミアムサービスのステージ」によってIPO抽選の「チャンス回数」は付与されるので、そちらを意識するようにしましょう。
②ポイントの交換を忘れない
「交換ポイント」の期限は2021年3月31日です。
期限を過ぎると、ポイントは全てなくなってしまうので、それまでに残っているポイントは全て交換しておく必要があります。
決して「交換ポイント」を無駄にしないようにしましょう!
まとめ
「ダイワのポイントプログラム」は投資家にとって非常に人気のあるサービスでしたので、廃止になってしまうのは残念です。
私自身は大和証券で2回「IPOに当選」したので、とても感謝しています。
まだ後少しの期間活用できますので、最後まで存分に活用していきたいと思います。
ポイントプログラム廃止後は、当選確率が下がってしまうため、他に当選確率が高い証券会社も探していきたいと考えています。