証券会社は数多くあり、どこを選べば良いか選ぶのは難しいのではないかと思います。
私の場合は、複数の証券会社を同時に使っています。
今回は「大和証券」の特徴について紹介していきたいと思います。一長一短ありますが、参考にしていただければ幸いです。
【この記事の目次】
それでは早速内容に入っていきましょう。
大和証券で口座開設するメリット
「大和証券」は大手証券会社の1つで、国内2位の地位を誇っています。
そんな「大和証券」で口座開設するメリットは大きく以下の4点です。
- 豊富なサービス
- 手厚いサポート
- IPOに強い
- 情報収集に便利
まさに「大手」であることの「規模」や「歴史」による強みを持っています。
そのメリットを1つずつ確認していきましょう。
メリット①:豊富なサービス
大和証券は「大手証券会社」として豊富なサービスを提供していることが魅力の1つです。
主に以下のサービスを提供しています。
- 国内株式
- IPO/PO(新規公開/公募・売出株式)
- 信用取引サービス
- 外国株式
- 債券(円建債券・外貨建債券)
- 投資信託
- 投信積立サービス
- ファンドラップ
- SMA
- 円預金・外貨預金
- 年金・保険
- ローン(LMS)
- ダイワFX
- ダイワ365FX
- 先物・オプション取引サービス
非常に提供サービスが多く、フルラインナップの取り扱いとなっています。
ほぼ全ての資産運用に関わるサービスを、大和証券の口座1つで受けられるのは大きなメリットです。
メリット②:手厚いサポート
大和証券では「ダイワ・コンサルティング」コースと「ダイワ・ダイレクト」コースの2つの取引コースがあります。
中でも、「ダイワ・コンサルティング」コースは、担当者からアドバイスや投資情報の提供を受けながら取引できるコースです。
傾向として売買手数料が割高になるものの、手厚いサポートを受けられます。
手数料を安く抑えたいならば、「ダイワ・ダイレクト」コースを選択すると良いでしょう。
メリット③:IPOに強い
大和証券は「IPO(新規株式公開)」に強いのが特徴です。
「IPO」株は、上場後の株価が上昇による利益が出やすいので、個人投資家に人気が高い投資先です。
「IPO」の取扱数が多く、また「IPO」の割当が多くなる「主幹事証券会社」を務めることも多いため、大和証券で申し込むことで「IPO」の当選確率を高めることができます。
加えて、1度目の抽選に外れたとしても、条件を満たせば「チャンス抽選(※イメージは敗者復活制度)」に参加することができ、当選確率を更に上げることができます。
大和証券の「IPO」抽選ルールはこちら!
メリット④:情報収集に便利
大和証券グループには、有名なシンクタンク「大和総研」があり、その情報力・分析力をオンラインでログインすると見ることができます。
また、市場に関する最新のニュースを見ることもできるので、情報収集にはもってこいのツールが揃っています。
大和証券で口座開設するデメリット
ここまでメリットを紹介してきましたが、もちろん良いことばかりではありません。
今度はデメリットも確認していきましょう。
デメリットは大きく2つあります。
- 口座管理料がかかる
- 高い手数料
主にコスト面が課題になってきます。では詳細を解説していきます。
デメリット①:口座管理料がかかる
大和証券では口座を開設すると、以下のような口座管理料が毎年かかります。
なお、投資信託や円建て債券には口座管理料はかかりません。
ただし、国内株式口座管理料は「eメンバー」の申込みで無料になります。
「eメンバー」とは、取引残高報告書や取引報告書などの書類を、電子交付により受け取るサービスのことです。
ちなみに私は、「国内株式」の口座のみを「eメンバー」となって使用しています。
デメリット②:高い手数料
大手証券会社はネット証券等と比べると手数料が高くなっています。
ここでは国内株式(現物取引)の手数料で解説していきます。
以下の表が大和証券で取引をした場合にかかる手数料です。
「コース」によって手数料は異なり、「ダイワ・ダイレクト」コースの方が安く済みます。
しかし、ネット証券が100〜200円程度から取引可能であることを考えると、割高だと言わざるを得ません。
まとめ
簡単にまとめると、大和証券のメリットは「大手証券会社」であることを活かした「情報力」と「IPOに強いこと」の2点が大きいと思います。
反対にデメリットは1つ、コストです。
メリットとデメリットを踏まえ、他の証券会社と上手く使い分けていくのがいいでしょう。
私は大和証券は「IPO」中心に利用し、通常の取引はネット証券でしています。
今回は大和証券を紹介しましたが、これに限らず色々と調べてみて、自分に合った証券会社を見つけられるといいでしょう。