ITパスポート。
近年ITの発達も相まって、人気が上昇してきている資格です。
かくいう私も、令和5年の2月にITパスポートを受験、無事に合格することができました!
そこで実際にITパスポートを受験して合格した経験を元に、これから受験を考えている方にとって参考となる情報を提供できればと思い、この記事を作成しました。
特に勉強方法や、合格までの所要時間等、経験を中心とした情報が参考となれば幸いです。
ITパスポートとは
ITパスポート取得のメリット
ITパスポートを取得するメリットは大きく2つあります。
1つは就職・転職に有利になることです。
ITパスポートは、IT基礎知識を持っていることを証明する資格であり、IT業界では一定の評価がされています。
また、IT業界以外にも、一般企業でもIT関連の業務に携わることが増えているため、ITパスポートを持っていることで、就職・転職に有利になることがあります。
もう1つは、自身のキャリアアップやスキルアップにつながることです。
資格取得に向け勉強することによって、ITに関する知識やスキルを身につける機会になります。
私自身、IT業界に勤めているわけではありませんが、身についた知識は意外と捨てたものではなかったですよ。
ITパスポート試験の概要
ITパスポートは、「IT に携わる業務に就くか、担当業務に対して IT を活用していこうとする者」を対象としており、受験資格は特に必要なく、誰でも受験することができます。
試験の概要は以下のようになっており、
- 試験時間:120分
- 問題数:100問
- 出題形式:多肢選択式(4択)
合格点は「総合評価点:600点/1,000点満点」となっています。
また、各分野別評価点も基準を超える必要があります。
- ストラテジ系 300 点/1,000 点満点
- マネジメント系 300 点/1,000 点満点
- テクノロジ系 300 点/1,000 点満点
全体的にバランスよく点数を取る必要があることに注意しましょう。
ITパスポートの申し込みと費用
ITパスポート試験の申し込みは、Webサイトや郵送で行うことができます(私はWEBで実施しました)。
申し込みはこちらから
そして試験は、試験会場(テストセンター)にて実施されます。
費用は7,500円が受験料としてかかります。これにプラスしてテキスト代などがかかるので、安くはありませんね…。
一発で合格できるよう頑張りましょう!
ITパスポートの勉強方法
ITパスポート試験は、ITに関する基礎的な知識を問われる資格試験で合格率は高い(50〜60%)ですが、一度で合格することは簡単ではありません。
そのため、しっかりと準備・対策をして望むことをおすすめします。
主な方法には以下のものが挙げられます。
- テキスト(基礎書籍)を読む
- 過去問題集を解く
- オンライン学習サイトを利用する
私の場合は、テキストを読んだ上で、過去問題集を解いて勉強をしました。
実際に使用したテキストは「【令和4年度】 いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集」というもので、本の中には過去問が6回分収録されたWEBページのURLが記載されていて、十分な演習問題も兼ね備えた一冊でした!
私は本屋で比較もして購入しましたが、一冊で済むことも考えると、非常にコスパの良いテキストだと思います。
合格のために必要な所要時間
ITパスポートを取得するためにかかった勉強時間をご紹介します。
私の場合は、通勤電車の中でテキストを読むことに加え、休日に過去問を解いて勉強しました。
勉強期間はおよそ3ヶ月程度。
テキストには「20分✕20日✕3ヶ月」で20時間程度かけました。これで大体3〜4周くらいできます。
過去問は「1時間半✕7回」で10時間程度の勉強をして、合計で約30時間を費やしています。
しかし、あくまでも私の場合ですので個人差はあると思います。参考程度にしてもらえれば幸いです。(一般的な情報より短かったので、テキストとの相性が良かったのも…?)
まとめ
ITパスポートを取得した感想としては、日々の生活にも関わりのある内容もあって、思った以上に勉強になったなと思います。
正直、ITに直接関わる業務をしているわけでもなく、会社の補助があったから取得したというところが大きいのですが、決して無駄ではなかったと感じています。
それほど難しい資格でもないので、自身の知識習得や、何かあった時の備えとして勉強してみるのも良いのではないでしょうか。