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【Googleスプレッドシート】データ個数を求める関数「COUNT/COUNTA/COUNTIF/COUNTIFS」を使う方法

表計算ソフト「Googleスプレッドシート」を使っていて、

 

もっと簡単に計算することができないかな…

 

と思ったことはありませんか?

 

そんな時こそ関数の出番です。
必要な関数を知っていることで作業効率を上げることができます。

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今回はその関数の中でも、データ個数を求める関数「COUNT/COUNTA/COUNTIF/COUNTIFS」について解説をしていきます。

 

ぜひ覚えていただいて、日頃の作業を楽にしてみてくださいね。

 

【この記事の目次】

 

私はごく普通のサラリーマンですが、仕事では「エクセル」と「Googleスプレッドシート」を併用し、

 

プライベートではブログ記事を作成するにあたって「Googleスプレッドシート」を活用しています。

 

誰でも真似できるをモットーに解説していきたいと思います。

 

数値データの個数を求める関数「COUNT」

まずは数値データの個数を求める関数「COUNT」から見ていきます。

 

この関数は指定の範囲の数値データの個数を求めてくれるものです。

 

数式は、

=COUNT(範囲や値) 
=COUNT(A1:A10)

のように入力します。

 

以下の例を見てみると、

f:id:investor19:20211120113130p:plain

「Q3」セルから「Q17」セルまでの数値データの個数を求める数式になっています。

 

「COUNT」関数を使うことで、データの数を手作業で数えるような手間を省くことができます。

 

 

さらにちょっとした応用編ですが、以下のようにカンマで区切ることで複数の範囲を指定して数値データの個数を求めることもできます。

=COUNT(範囲1,範囲2,範囲3) 

 

こんな感じで3つの範囲の数値データの個数を求めることができますね。

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ちなみに複数の範囲を選択する際は、カンマを手入力しても良いですが、

 

「Ctrl」キーを押しながら、範囲をマウスでドラッグしていけば、より簡単に数式を入力することができるでしょう。

 

ここまでがデータ個数を求める関数の基本「COUNT」の使い方になります。

 

全てのデータ個数を求める関数「COUNTA」

ここで「COUNT」の他にもう1つ似たような関数「COUNTA」について紹介しておきます。

 

「COUNT」でデータ個数を求められるのが「数値」に限られていたのに対し、「COUNTA」は全てのデータ個数を求めることができます。

 

空白以外の全てのデータを数えますので、文字列や数式のエラー値等も対象となります。

 

数式は「COUNT」と同様、

=COUNTA(範囲や値) 
=COUNTA(A1:A10)

のように入力します。

 

以下の例を見てみると、

f:id:investor19:20211120113808j:plain

「COUNT」の時と同様に「Q3」セルから「Q17」セルまでのデータの個数を求める数式と、「R3」セルから「R17」セルまでの◯の数を求める数式を入れています。

その結果、

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「Q3」セルから「Q17」セルまでのデータの個数は「未定」も含むようになり15個に、◯の数も9個と正しく求められています。

 

このように「COUNT」と「COUNTA」を使い分けられると、作業の幅が広がることでしょう。

 

条件を満たすデータ個数を求める「COUNTIF」

ここからはさらに1歩進んでみます。

 

今度は指定の条件を満たすデータのみの個数を求める「COUNTIF」の使い方です。

 

言葉だけではわかりにくいので、早速例を見てみましょう。

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今回求めたいのは「ピザの注文数」です。

 

例の程度であれば手作業で数えることができそうですが、もっと大量のデータがある場合を想像してみてください。

 

ちょっと面倒くさいですよね。
ですが「COUNTIF」を使えば一発でデータの個数を求められます。

 

数式は、

=COUNTIF(範囲,条件)

のように、データ個数を求める範囲を最初に選び、その後に条件入れます。

 

先ほどの例に戻ると、

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=COUNTIF( P3:P17 , "ピザ" )と入力しています。

 

まずは、データ個数を求める範囲(メニュー列)を選択し、その後にピザの表記を条件に指定しています。

 

すると結果は「7」になりました。

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試しに黄色のセル(ピザ)を数えてみると「7」なりますね。

 

これが「COUNTIF」の使い方になります。

 

「COUNTIF」を知らないと、都度フィルターをかけてデータの個数を数えるなんて作業をしているかもしれません。

 

そういった手間を省くことができるのが「COUNTIF」のメリットと言えるでしょう。

 

複数の条件を満たすデータ個数を求める「COUNTIFS」

最後にさらにもう1ステップランクアップです。

 

今度は複数の条件を満たすデータ個数を求める「COUNTIFS」の使い方です。

 

また例を見ていきましょう。

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今回求めたいのは「ピザを2つ の注文数」です。

今度は条件が増えました。
例は便宜上簡潔にしていますが、ここでもデータが大量にあると想定してください。

 

数式は、

=COUNTIFS(条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2…)

のように、条件範囲を選んだ後に条件を入力していきます。

 

条件はカンマで区切ることにより、条件範囲、条件の順でいくつでも入れることが可能となっています。

 

先ほどの例に戻ると、

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=COUNTIFS( P3:P17 , "ピザ" , Q3:Q17 , 2 )と入力しています。

 

1つ目の条件はメニュー列の「ピザ」を指定、2つ目の条件に個数列の「2」を入力しています。

 

すると結果は「4」になりました。

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念の為、黄色のセル(ピザの注文が2つ)を数えてみると「4」なりますので、間違いないですね。

 

これが「COUNTIFS」の使い方になります。

 

ここまでマスターできれば、データ個数を求めることに苦労することはほぼ無くなると思います。

 

まとめ

データ個数を求める関数「COUNT/COUNTA/COUNTIF/COUNTIFS」はいかがでしたでしょうか?

 

普段の作業シーンでも使えそうなイメージができたとしたら幸いです。

 

ちなみに私の場合は、集計業務(特にアンケートの回答等)でこの関数を使用することが多いです。

 

時には回答が「数千〜万」の単位になることもあり、リアルタイムでの集計を求められるので、一度数式を入れておくことでかなり効率が上がります。

 

似たような経験がある方は特にこの関数を活用してみてください!

 

また、関数の他にも、私が普段から使っていて、かつ便利だと思う「PCスキル・操作」について他にも記事にしています。

 

よろしければ、以下のリンクよりご覧ください。

 

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