積立FXは本当に稼げるのか?
実際に取り組んでいる人の実績が知りたい!
そういった、悩みや要望に応えます。
実は、私は2017年8月より積立FXを活用した資産運用に取り組んでいます。
始めてから4年以上経過しましたので、これまで継続してきた運用実績を公開していきたいと思います。
参考になれば幸いです。
【この記事の目次】
ちなみに積立FXとは、FX取引の仕組みを利用して、外貨を積み立てる投資方法です。
詳しく知りたい方は先にこちらをご覧ください。
それでは早速内容に入っていきましょう。
4年間やってみた運用方法
私は積立FXを使って「スワップポイントを毎日再投資」しています。
この方法は「複利効果を最大化する」ことが目的です。
具体的には、以下の手順で運用しています。
- スワップポイントを獲得するため通貨を購入
- スワップポイントを獲得
- 積立FXの設定をする
言い換えると、最初に入金した資金で高金利通貨を購入し、そこから得られる毎日のスワップポイントを「積立FX」の積立額に充てる方法です。
本来積立FXをするには毎月の入金が必要となりますが、この方法では最初に入金してしまえば、理論上その後の入金が不要になります。
より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
積立FXの設定内容
実際の積立FXの設定内容は、「南アフリカランド」を「毎日」積立てるようにしています。
基本的には獲得スワップポイント分を積立てる形に設定しています。
実際に設定していた内容をご覧ください。
開始時の設定
積立FXを始めた当初の設定は以下のようにしました。
4年経過時の設定
4年経過時には以下のように設定していました。
保有通貨が増えるにつれて、積立金額を増やしています。
現在は獲得スワップポイントに若干余裕があるくらいですが、マイナス変動に備えて少し積立額を控えめにしています。
4年間やってみた結果
上記の設定で4年間やってみた結果を以下4つの視点から公開していきます。
- 保有通貨
- 1日当たりの獲得スワップポイント
- 累計獲得スワップポイント
- 評価損益
なお、実績は2021年8月末時点のものを使っています。
それでは1つずつ見ていきましょう。
保有通貨
8月末時点での保有通貨は以下の通りです。
毎日積立をしているのは「南アフリカランド」です。
その他の通貨は積立の原資となるスワップポイントを獲得するために保有している分です。
4年間で「南アフリカランド」を「約40万通貨=約300万円」積み立てることができました。
また、現在は「南アフリカランド」を2,200通貨/週 程度積立てられています。
1日当たりの獲得スワップポイント
積立の原資となる、1日当たりの獲得スワップポイントは以下の通りです。
4年目の末時点では、1日当たりの獲得スワップポイントは1,513円と、本来必要な1,200円を上回ることができています。
しかし、後ほど評価損益においてマイナスが発生していますので、積立額については若干控えめにしている状況です。
累計獲得スワップポイント
これまでに獲得した累計のスワップポイントは1,584,261円です。
4年間累計にすると大きな金額となっています。
これが長期投資の力と言えるでしょう!
評価損益
次に4年経過時の評価損益です。
これは獲得したスワップポイントを加味した損益となっていますので、単純に損失を抱えてしまっている状態です。
損失を差し引いた証拠金は2,323,772円となっています。
積立FXを継続する理由
私が積立FXを続ける理由は大きく3つです。
- 積立FXは長期投資でやるべきもの
- スワップポイントが累積していく
- 長期的に円安になると予想
元々積立FXは長期的に資産を形成する目的で始めました。
現在は評価損を抱えていますが、今の1日当たりの獲得スワップポイントで考えれば、1年で回収できる計算です。
加えて、私は10年単位での超長期的視点で見たときに円安が進んでいくと考えていて、メイン資産である日本株とのリスク分散の意味も兼ねています。
そのため、一時の損失は気にしすぎずに、今後もまだまだFXを続けていくつもりです。
まとめ
元々、積立FXをやってみようと思った理由は以下の3つです。
- 分散投資として外貨資産を保有できる
- 長期運用かつ低リスクでFXができる
- 知識も時間も必要としない
これに関しては条件を満たしていると思っています。
コロナショックを機に大きな評価損を抱えるようになってしまい、現在はその回復途上といったところですが、それでもあまり悪くは思っていません。
実際に入金をすることなく、この1年間で着実に保有通貨数を増やすことはできていますので、少しずつ前に進めているかなと思っています。
また1年コツコツと積立を継続して、来年また結果を公開できるようにしたいと思います!
最新の実績はこちら。
参考までにもう1年前の実績も載せておきます。