資産運用を始めてみたい!
証券口座を解説したい!
でも種類がたくさんありすぎて、どれを選んだら良いのかわからない…。
そんな悩みを抱えている方も多いと思います。
このような時はまずは頭の整理として、証券口座を大きく分類分けしてみるのが良いかもしれません。
今回は大きく「店頭証券」と「ネット証券」の2つの特徴をお伝えしたいと思いますので、ぜひ口座開設の際には参考にしてみてくださいね。
【この記事の目次】
この記事を書いている私は、30歳の「ごく普通のサラリーマン」です。
株式投資の経験は2010年から11年ほどで、証券口座も全部で6つ保有しています。
これまで積み重ねてきた経験も踏まえつつ解説していきたいと思います。
店頭証券とネット証券はどちらを活用するべきか?
まずは「店頭証券とネット証券はどちらを活用するべきか?」という疑問に対して、結論からお伝えしていきたいと思います。
個人的には「両方活用するべき」が答えだと考えています。
理由は大きく2つあります。
- それぞれ強みが異なるから
- 口座開設は無料だから
1つ目は、「店頭証券」と「ネット証券」それぞれが異なる強みを持っていることです。
詳細はこの後解説しますが、強みが異なるなら状況に応じて使い分ければ良いということになります。
そしてその後押しとなるのが、2つ目の口座開設が無料であることです。
私の知る限りでは、原則口座開設は無料で可能ですので、目的に応じて使い分けるために複数口座を保有することはデメリットがありません。
実際に私も現在6つの証券口座を保有していますが、全く問題は生じていません。
以上のように「店頭証券」と「ネット証券」は両方活用するべきですが、それぞれどのような強みを持っているのかを見ていきましょう。
店頭証券の特徴
店頭証券とは、店舗を構えてサービスを提供している証券会社のことで、総合証券と呼ぶこともあります。
その特徴としては、人を介して取引が行われることが多いことが挙げられ、担当者として営業マンがつくことが多いため資産運用について相談をすることができます。
一方で、担当者の人件費が発生することになるため、コンサルティングを受けられる代わりに、取引に必要な手数料は高い傾向にあります。
その他、当選すれば利益を出せる可能性の高い、IPO(新規公開株)の主幹事を務めることが多いのも店頭証券の特徴です。
主幹事はIPO株の配分が多いため、主幹事を務める証券会社を通じて抽選に申し込むことで当選確率を高めることができます。
また、営業マンとの仲が深まれば、IPO株の購入を向こうから持ちかけてくれることもあるので、IPO株を狙うのであれば店頭証券の口座を保有しておくと良いでしょう。
ちなみに私が実際に口座を保有しているのは以下の4つの証券会社です。
4つの証券会社の特徴は以下の記事を参照ください。
ネット証券の特徴
ネット証券とは、インターネットのみで株式等の売買取引を行う形式をとっている証券会社のことです。
強みとしては、インターネットを使うため「いつでも」「どこでも」取引可能なことが挙げられます。
また、店頭証券のように人を介さないため、手数料が安く、低コストでの取引が可能です。
手数料は数十円〜数百円で取引が可能で、1日当たりの約定金額が一定額(100万円等)未満であれば、手数料が無料となるプランも存在します。
資産運用の相談はできず、自己判断での運用になるという制約はありますが、手数料の安さはかなり魅力的です。
普段から取引を重ねるためには、ネット証券の口座を1つは保有しておくと良いでしょう。
そんなネット証券の中でメジャーかつ、私が安心しておすすめできるのは以下の5つの証券会社です。
5つの証券会社の特徴は以下の記事を参照ください。
最近流行りのスマホ証券
ここまでに紹介した証券会社以外に、最近流行りのスマホ証券というものがあります。
大きな分類で言えば、ネット証券側であると思いますが、スマホ証券はスマホだけですべての取引が完結します。
最初からスマホでの取引を前提としていますので、画面の見やすさや操作性などがスマホにマッチするように作られています。
また、新たな客層(=若年層)をターゲットしているため、
- 初心者でもわかりやすい
- 手数料が安い
- 1株から取引できるハードルの低さ
といった特徴も併せ持っているのも重要な部分です。
少額投資で資産運用に慣れていきたい方にとっては検討の価値が十分にあるでしょう。
そんな中でも、1株取引ができるスマホ証券4つを紹介しておきます。
4つの証券会社の特徴は以下の記事を参照ください。
まとめ
今回は「店頭証券」と「ネット証券」を比較する形を取りましたが、重要なのはどちらも上手く活用することです。
それぞれ強みとなる部分は異なるので、適材適所で上手く活用していくことを意識して、1つにこだわらず幅広く検討してみてください。
ちなみに私の場合は、IPO抽選を目的に店頭証券4つ、普段使いとオプションでネット証券2つの口座を保有しています。
個人的には今保有している口座がしっくりきているので、良かったら参考にしていただければ幸いです。
★私が保有している証券口座です。