FXと外貨預金って一体何が違うのだろう?
どちらの方が資産運用として優れているのだろう?
こんな疑問を持ったことはないでしょうか。
またもしかしたら、なんとなくFXはリスクが高くて危険、外貨預金は安全そう、といったイメージがあるかもしれません。
果たして、こういったイメージが正しいのか検証するためにも、今回はFXと外貨預金の特徴を比較していきたいと思います。
【この記事の内容】
ちなみに私は29歳のサラリーマン投資家で、2017年8月からFXで取引をしています。
自身の経験も含めつつ解説していければと考えております。
それでは早速内容に入っていきましょう。
FXと外貨預金の概要
まずはFX・積立FX・外貨預金の概要を抑えておきましょう。
外貨を扱う運用方法の中には、代表的なものとして「FX」と「外貨預金」が存在します。
そして今回はそれに加え、「FX」を応用した「積立FX」も合わせて比較をしていきます。
簡単に説明をすると、こんな感じです。
- FX:外国為替証拠金取引のこと
- 積立FX:FX取引の仕組みを利用して、外貨の積立を行う手法
- 外貨預金:外国の通貨で預金をすること
これらの共通点は、いずれも為替の値動きによる損益が発生すること(キャピタルゲイン)。
加えて日本円と外貨の金利差を活かして利息収入を狙っていくこと(インカムゲイン)です。
FXと外貨預金の特徴を比較
ではここからは「FX(積立FXを含む)」と「外貨預金」の特徴を比較していきます。
まずはそれぞれの特徴を一覧にしてみました。(※FXと積立FXはSBIFXトレード、外貨預金は複数の銀行を調査)
ここで注目したいのは、取引手数料とレバレッジです。
私は取引手数料が安いことが、FXの何よりのメリットと考えています。
そしてレバレッジを活用できることによって、一見ハイリスクに思われがちですが、取引の幅が広くなると考えることができます。
要は、レバレッジを使うこともできるだけで、使わなければ外貨預金と同リスクになるのです。
その他の比較項目を見ても、FXの方が外貨預金よりも柔軟な取引が可能な仕組みになっています。
したがって、「取引手数料」と「取引の幅」の両面においてFXが外貨預金より優れていると言えるのです。
そのため私は、自分自身で運用をコントロールする必要があるものの、外貨預金よりもFXを活用するメリットが大きいと思っています。
バランスを重視するなら積立FX
それでもFXにリスクを感じるという方におすすめなのが積立FXです。
「積立FX」とはFX(外国為替保証金)取引の仕組みを利用して、外貨の積立を行う投資方法です。
要は、定期的な外貨の積立(購入)を自動的に行うことができる仕組みになっています。
この仕組みを使うことによって「ドルコスト平均法」の効果もあり、
一度にまとめて購入すると、「購入のタイミング」による影響が大きく、得をする場合もあれば、損をしてしまう場合もありますが、
「購入のタイミング」分散により、購入単価を平準化することができ、リスクを抑えることができます。
このように、FXの中でもリスクをコントロールしやすい積立FXを活用することで、外貨預金よりは「低コスト」で「効率的」な運用をすることができます。
ちょうどリスク的にはFXと外貨預金の間となり、バランス的にはちょうど良いのではないかと思います。
まとめ
FXと外貨預金を比較すると、FXの方が取引の幅が広いというのが私の結論です。
幅が広いからこそ、色々な失敗もあるのですが、本質的に資産運用として効率が良いのはFXの方でしょう。
決して外貨預金を否定するわけではありませんが、まずはFXをどのように活用するか考えてみるところから始めてみても損はないと思います。
また、FXのリスクが気になる方は、とにかくレバレッジを低く抑えることが重要です。
そしてオプションとして積立FXを使い、ドルコスト平均法によるリスク軽減を図るのもありでしょう。
私自身は、FXを完全に使いこなすほどの知識も力量も無いので、積立FXを活用しています。
自動的に外貨に投資ができて、金利収入を得られるのは悪くないですよ。
積立FXについては、私の経験を元に記事をまとめておりますので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。
以上、FXと外貨預金の特徴比較についての解説でした。