積立FXを始めよう!
でも設定することがいくつかあって、どうすればいいかわからない…
そういった疑問に応えます。
この記事では「積立FX」を始める上で、最初に設定をする4つの項目
- 通貨ペア
- 金額
- レバレッジ(投資効率)
- 購入頻度
の内、レバレッジについて解説していきたいと思います。
その中で、私が個人的おすすめできるレバレッジもお伝えできればと思っています。
【この記事の目次】
ちなみに積立FXとは、FX取引の仕組みを利用して、外貨を積み立てる投資方法です。
詳しく知りたい方は先にこちらをご覧ください。
それでは早速内容に入っていきましょう。
レバレッジの設定はどうすべきか?
レバレッジはどのように設定したら良いか?
これを考える上で、まずはレバレッジの考え方を簡単に抑えておきましょう。
レバレッジとは?
FXにおけるレバレッジとは、担保として預けた証拠金以上の資金を動かして取引できる仕組みのことを指します。
例えば、1万円の証拠金を預け、レバレッジ10倍で取引をするとします。
この時、最大で10万円分までの取引ができるようになる訳です。
このようにレバレッジを活用すると、少ない資金で大きな金額の取引ができてしまいます。
レバレッジのメリット
レバレッジのメリットはなんと言っても「資金効率を高めることができる」ことです。
少ない元手で多くの利益を狙うことができます。
例えば1万円の元手で取引した場合に、レバレッジの違いによる取引利益の差を比較してみます。
レバレッジが1倍の時は、1ドル100円の際に100ドルしか購入できませんが、レバレッジが10倍だと1,000ドル購入することができます。
これが1ドル110円になった際に売却したとすると、レバレッジが10倍の時は10倍の利益を得ることができます。
これがレバレッジのメリットです!
レバレッジのデメリット
当然レバレッジは良いことばかりではありません。
利益が大きくなるならば、当然損失も大きくなります。
再度、1万円の元手で取引した場合の、レバレッジの違いによる取引損失の差を比較してみます。
今度は1ドル100円の際にドルを購入し、1ドル80円になった場合の例です。
先ほどと同様にレバレッジ10倍の場合は1,000ドル購入することができますが、ドルが値下がりした結果、20,000円の損失が発生していまいました。
それだけではなく、元手が10,000円しかなかったので、10,000円の借金を抱えることになってしまっています。
(※正確にはその前にロスカットが発生しますが、ここでは触れずにおきます)
このように、レバレッジは使い方に気をつけないと、大きな危険性のあることがわかると思います。
レバレッジの特徴を大まかに掴んだ上で、積立FXのレバレッジ設定を考えてみましょう!
積立FXで設定可能なレバレッジ
積立FXでは、最大レバレッジが3倍となっていて、レバレッジの設定をする際は「1倍・2倍・3倍」の3択から選択することになります。
ただし、通貨ペアによっては最大レバレッジが2倍までとなっているものがあります。
表を見るとわかる通り、4つの通貨ペアで最大レバレッジが2倍となっています。
大きく分けると、先進国通貨と新興国通貨に2分されることから、価格変動の大きな通貨に関しては最大レバレッジが低くなっているということでしょう。
いずれにせよ一般的なFX業者と比較すると、最大レバレッジは低く設定されています。
最大レバレッジが低いことは良いことではありませんが、「積立FX」の特徴である長期的に資産を積み上げることを考えれば、高いレバレッジを求める必要も無いでしょう。
結論:積立FXのレバレッジは◯倍!
最後に私なりの結論をお伝えしていきます。
積立FXのレバレッジは1〜2倍にしておくと良いでしょう。
理由は、やはり積立FXは「長期的に資産を積み上げる」ことを目的にすべきと考えるからです。
途中で損失に耐えきれず撤退することは避けましょう。
積立FXに徐々に慣れてきて、なおかついつでも入金できる余剰資金がある場合であれば、レバレッジを上げていくのもありかもしれません。
最大レバレッジは3倍までですので、よほどのことがない限り借金を抱えることにまではならないと思いますが、焦らずゆっくりと取り組むことをおすすめします!
積立FXでは他にも設定項目がありますが、その解説は以下の記事をご覧ください!