積立FXを始めよう!
でも設定することがいくつかあって、どうすればいいかわからない…
そういった疑問に応えます。
この記事では「積立FX」を始める上で、最初に設定をする4つの項目
- 通貨ペア
- 金額
- レバレッジ(投資効率)
- 購入頻度
の内、購入頻度について解説していきたいと思います。
【この記事の目次】
ちなみに積立FXとは、FX取引の仕組みを利用して、外貨を積み立てる投資方法です。
詳しく知りたい方は先にこちらをご覧ください。
それでは早速内容に入っていきましょう。
購入頻度はどれを選ぶべき?
「積立FX」では購入頻度は「毎日・毎週・毎月」の3通りから選ぶことができ、 選択した購入頻度に応じて、定期的かつ一定額の通貨買付が自動的に行なわれます。
なお、通貨の買付タイミングは以下のようになります。
※水曜日又は、26日が営業日外の場合、翌営業日の購入となります。
ここまで購入頻度の仕組みを説明しましたが、
結論として購入頻度は「毎日」を選択することをおすすめします!
その理由は次で説明していきます。
毎日購入をおすすめする理由
「積立FX」の設定において、「毎日購入」をおすすめする理由は大きく以下の2つがあります。
- ドルコスト平均法で購入価格を平準化
- 複利効果が大きくなる
それぞれ1つずつ見ていきましょう。
ドルコスト平均法で購入価格を平準化
「ドルコスト平均法」とは、一定の期間において、購入タイミングを分けることで購入価格を平準化する投資方法です。
イメージしやすいよう、図を用意しました。
一度にまとめて購入すると、「購入のタイミング」による影響が大きく、得をする場合もあれば、損をしてしまう場合もあります。
一方で「購入のタイミング」分散すると、購入単価を平準化することができます。
つまり、より「購入単価の平準化」を図るため、買付の回数が増えるよう「購入頻度を毎日設定する」ことをおすすめしているわけです。
これによって、価格変動の影響をなるべく小さくすることができ、リスク管理の一環になるでしょう。
複利効果が大きくなる
FXの世界では毎日「スワップポイント」と呼ばれる金利のようなものを受け取ることができます。(※金利が高い通貨を保有している場合)
この「スワップポイント」の受け取りを前提とした場合に、複利効果が大きくなることも「購入頻度を毎日設定する」メリットとなります。
そのメリットを感じていただくために、例を用意しました。
事例の算出に使った数値は以下の通りです。
- 初期投資額:30,000円
- 積立額:30,000円/月
- スワップポイントの利回り:1%/日
初期投資額があり、そこに月間30,000円を積立した場合です。
スワップポイントは1日当たり資産額の1%が得られると仮定しています(ありえないですが、検証結果の差がつきやすいようにしています)。
赤字の部分が、通貨の積立を実施した日となります。
このように受け取ったスワップポイントも積立額に含めていくことで、「購入頻度を毎日設定する」方が最終的に資産額が大きくなることがわかると思います。
実際はここまで大きな差が出ることはないですが、少しでも複利の効果を活かすことが資産運用では重要となりますね!
まとめ
今回は「積立FX」を始める上で、最初に設定をする4つの項目の内、購入頻度について解説しました。
結論としては、購入頻度は「毎日・毎週・毎月」の中では「毎日」がおすすめということになります。
積立FXでは「購入単価の平準化=リスク管理」と「複利効果の活用」を頭に入れつつ、資産運用に取り組んで見てください!
積立FXでは他にも設定項目がありますが、その解説は以下の記事をご覧ください!